今日は、
ニューヨークではジョン・ワイツ、
ロンドンではハーディ・エイムス、
パリではピエール・カルダンらの紳士服が
流行していた頃、
芽を出し始めたデザイナー
ラルフ・ローレンについて紹介します。
ラルフローレン
Ralph Lauren 【1939-】
正式社名 「ポロ ラルフ・ローレン」
ポロは、英国上流階級のスポーツ。
ラルフ・ローレンの本名はラルフ・リフシッツ。
1939年 ニューヨークのブロンクスで
4人兄弟の末っ子として生まれる。
父親は、芸術家を目指すペンキを塗りだった。
少年時代のラルフは、美術に無関心で、
高校時代はバスケットボールに夢中だった。
リフシッツをローレンに改名。
大学を中退し、ブルックスブラザーズで働く。
当時のブルックスブラザーズは、ウィンザー公など
上流階級の人の出入りが多かった。
彼らの住まいや暮らし方、考え方なども学んだ。
自分の会社を持ちたいと思い始める。
ネクタイ製造販売の会社に移る。
ラルフのタイは大ヒットした。
1968年 「ポロ ラルフ・ローレン」設立
1970年 メンズウェア部門でコティ賞を受賞。
1975年 アメリカ ファッション賞を受賞。
1983年 ホームファッションを発表。
ラルフは、最初からファッションというより生活環境や
ライフスタイルに興味を持ち、
生活全体を豊かに刺激的にすることを意識していた。
1992年 功労賞、メンズ デザイナー オブ ザ イヤー、
ウィメンズ デザイナー オブ ザ イヤー、
リテーラー オブ ザ イヤーの4つを受賞。
1993年 「Polo Sport」ラインを発表。
1999年 「RLレストラン」をシカゴにオープン。
2004年 メンズとレディースのヤング層を対象とした
「Rugby」を発表。
2006年 表参道にラルフ・ローレンの本店をオープン。
ラルフは、高校の卒業アルバムで将来の夢に
『億万長者』と書いていたそうです。
アメリカン・ドリームを体現した秘訣は、「平和」だそうです。
Danke

