今日も暑い中、ご来店いただき、ありがとうございました。
アクセス方法はいくつかありますが、
遠方からの場合、バスでのご利用がよさそうです。
(東急バスさんとは特に関係はありませんが、)
便利な東急バスをご利用下さいませ。
今日は、コスチュームジュエリーについてのご紹介です。
コスチュームジュエリー
アンティークジュエリーと呼ばれる100年以上前のジュエリーと
同じ頃からコスチュームジュエリーは存在していました。
1920年に、フランスでは、ファインジュエリーに重い関税が
かけられ、宝石以外から作られたアクセサリーが発展しました。
デザイナーが高価な宝石などを使わずに、デザイン性を発揮
するものとなり、多くの作家(アーティスト)と多くの会社を
もたらしました。 本来は舞台衣装などに合わせて、
作られていたアクセサリーです。
コスチュームジュエリーに価値を与えたデザイナーとして
シャネル(ガブリエル・シャネル)がいます。
ガブリエル・シャネル
『本物の宝石には財産的な意味が宿る。
おしゃれのために美的効果を求めるなら、
コスチュームジュエリーも悪くない。
高価だから良いのではなく、デザインが良く
その商品に総合的に客が満足できれば、
本物であろうとそうでなかろうと価値はある。』
とシャネルは考えました。
シャネルはコスチュームジュエリーを
『ビジュウシャネル』と呼ぶことを望んでいました。
※ビジュウ・・・フランス語でジュエリーの意。
それに対し、
『ジャンクジュエリー』と呼んでいた30年代のシャネルの
ライバルが、スキャパレリ(エルサ・スキャパレリ )です。
エルサ・スキャパレリ
『楽しむことは趣味が良いことより大切』と考え、
シャネルとは異なる世界観のデザイナーでした。
シャネルはデザインで宝石と同価値にしようとしたのに対し、
スキャパレリはその時代を代表するダリなどのアーティストと
コラボすることで、宝石の価値を超えようとしました。
また、コスチュームジュエリーの中でも
コレクターの多い『ミリアム・ハスケル』です。
ミリアム・ハスケル
1926年(1924年)~
米国のハイクラスの顧客に良いデザインの作品を製造。
現在も会社は存続していますが、当時の作品は
製造数が少なかった為、貴重品となっています。
センス、デザインの良さ、秀逸です。
こちらはブローチです。
バロックパールのネックレスも、あります。(Bitte)
当店では、ミリアム・ハスケル、スキャパレリ、
クリスチャン・ディオール、モネ、ボゴフ、スター、
トリファリ、コロ、ホベ、ウェイス、JJ、アート、エイボン、
BSK、マーベラ、ネイピア、リスナー、ハー、
クレイマー、アイゼンバーグ、 ・・・など扱っています。
本日、ショーケースの中のCoro(コロ)やTrifari(トリファリ)などの
アクセサリーがまとめ買いしていただき、旅立ってゆきました。
これこそ、本当の『大人買い』と言うべき、スマートなご購入でした。
とてもお似合いになっていました。
素敵なお客様にご購入いただき、光栄です。
またのご来店を、楽しみにお待ちしております。
Danke
目黒区目黒本町1-10-15
ANTIQUE BITTE



