なんか楽しい~。
小説ブログ♪



散歩を終えて、
部屋に戻ると、

「結局、誰も何にもわかってないじゃん!」

お母様と話す彼女の叫び声が耳に飛び込んできました。


先生に話しても、
解決できなかったんだ・・・。


私も、
悶々とした気持ちを抱え、
ベッドに座り、
カーテンを閉めます。


気が付くと、
彼女とお母様が筆談で話している音が聞こえてきました。


「カツカツカツカツ(ペンの音)・・・」

「そうなの!そうでしょ!」

「カツカツカツカツ・・・」

「うん、うん、うん!!!」


ペンの音の合間に、
大きな声で響く彼女の声。

私に聞こえるように?
と、
悶々としてる私には、
そういう風にしか受け取れなくなっていました。


気持ちを切り替えて、
2時間のふて寝。

3週間の入院生活で身につけた、
「イヤなことを引きずらない」
というワザ(^^)v


起きて夕食を待っていると、
Pがきて、
一緒にごはんに付き合ってくれました。


誰かとごはんを食べるのは、
すごく久しぶり。


そして、
ロビーまで見送り・・・

「5分愚痴らせて!!」

と、
ひたすら文句を言わせてもらいました。


勝手に引きこもって、
勝手に文句言って、
勝手に傷ついて、
自分で自分に病名つけて、
誰かのせいにして、
周りを不愉快にして、


ずるいよっっ!

って。



私だってツラいもん。

早くおうちに帰りたいし、
良くなっても再発の不安もあるし、
病気にさえならなかったらって思うもん。


そうしてぐちを聞いたPは、
帰って行きました。


ロビーでコーヒーを買って、
病室に戻りかけて、
ふと、足を止めました。


今日は、部屋じゃなくて、
デイルーム(談話室)で飲もうかな、
と、向きを変えました。


誰もいないし、
ちょうどいいや、

と中に入ろうとしたら、

デイルームの脇にある公衆電話に、
彼女が座って、まさに電話をかけようとしているところでした。


足を踏み入れてしまった手前、
すぐに出る訳にも行かず、
座ります。


背を向けて座る私の後ろで、

「もしもし・・・」


沈黙。



私がいると電話しにくいのかな、
部屋に戻ろうかな、

と、ためらっていたら、


突然、
ナースさんの叫ぶ声が聞こえました。

「○○さん!大丈夫?あれー。もしもし!もしもし?」

ナースさんが3人駆け寄ります。


彼女は、
受話器を持ったまま、
意識を失って倒れていました。


第4章へつづくφ(..)