出不精だから、
1か月入院とかしても、
普通の人よりは苦痛を感じない。

だけど、
家にいても、
窓を開けて、
空を見て風を感じるのは好き。

だから、
入院20日目の記念日に、脱走計画をしてみました。

月曜日の午後は、院長先生の回診。

14時30分。

主治医の先生が、
院長先生に病状、経過などを説明します。

14時45分。

先生たちが戻って、
ナースさんたちが落ち着いた頃。

「売店に行ってきます(^-^)」

と、病棟を離れました。


目的地は、
病院から歩いて1分のコンビニ。

サラダを買おう。

ちょっと座れる場所があったから、お見舞いにもらったマニキュアを塗りたいな。

窓越しじゃない、空の写真を撮ろう。


痩せたおかげで、
腕につけたネームベルトが抜けるようになった。

病院の出口でネームベルトを抜き、
外へ。

ワクワクする気持ちを隠して、
階段を3段おりる。


腰と膝にかかる、重み。

あ、私、病人だ。

と、気づいたとたん、
キラキラ輝いていた外の世界が、
一気に私を拒絶してる気がする。

隣接してるビルを抜けて外に出る頃には、
さっさと買い物をして帰ろう、私はここにいるべきじゃないと感じていました。

病棟では、
おばちゃんやナースさんに可愛がってもらってます。
笑顔でいいわね~、いつもニコニコしてて、って。

病気じゃないみたい、元気そうよ、って。


自分でも、
私、元気だなぁって、思ってた。

笑顔は、意識してます。
病院ってどうしても気分が沈んじゃうからあいさつは笑顔でって、決めています。

病棟では元気だけど、
外に出たら病人だった。


見上げても空が小さすぎて、
どこにも広がってなかった。


顔を上げずに部屋に戻ったら、涙が止まらなかった。

あせるな、私。
無理するな、私。


やっぱり9階から見るパノラマの空が、今の私にはちょうどいい。


ん~。
今日の私はちょっと詩人。

パルス治療中は、脱走するのはやめましょう(-_-;)

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