スカイツリー篇
ということで
そびえたっていましたねぇ、スカイツリー。
しっかし、目と鼻の先まで行きながら、ツリーには見向きもせず(とりあえず写真は撮った)「すみだパークスタジオ」の前に当日券のために並んで無駄に蚊に刺されるという目に合いました。
まぁ、おかげで当日券1番だったので、1枚だけあった桟敷ではない席に座れてしかもそれが最後列のど真ん中、という全体を見渡すにはナイスな席でした。
木で組んだ(?)客席の上でその下が花道になっているので役者さんたちの出入りもよく見えました。
(高所恐怖症の私にはちとコワカッタですが)
開演1時間前にようやく中に入れましたが、ロビーになっているところはかつてはカフェだったらしく名残のテーブルとイスがそのまま置かれています。
中には着物姿のきれいなオネエサンと職人風のかっこいいオニイサンたちがなんやかやと案内してくれます。そこから芝居が始まっているというわけです。
客席では行商もおこなわれて(?)いるわけですが、そこで売られていたのは上演台本はともかく、この大判焼き。威勢のいいオニイサンたちのかけ声につい買いたくなりますが私は普通に売店で買いました。

劇場内は祭り提灯が吊るされのぼりの旗がはためいて昔なつかしい雰囲気。イスも固い。隣の人に遠慮がないと腕が当たるので2時間15分ちっちゃくなって座ってました。ま、そんなに気にならなかったけど。
私は上演の前のガヤガヤした客席や案内の役者さんたちをみながら置かれているチラシをパラパラめくる時間もけっこう好きなので、この点も楽しめました。
ギリギリに入るお客さんがいると席と席の間が狭いので全員の視線を浴びつつそろそろと奥まで入ることになります。
10分押しくらいで始まったかな。その行商のオニイサンたちがなんと赤穂浪士さんたちだったんですねぇ。
踊ってましたねぇ、レオタードのオネエサンたちが、タキシードのおにぃさんたちが。かっこいい殺陣も満載。この殺陣が男装の女優さんたちがかっこいいんだな、これが。オトコたちの優しさ情けなさけなげさいやらしさがまたかっこいい。
小気味いいセリフが次々に飛んできて、場面が音楽と共にパッと変わる。
これぞエンターテイメントって芝居でした。
「忠臣蔵」自体は昔から年末になると長~いドラマを放映しているけど、私はおもしろいとおもったこともなければどこに感動するのかもち~ともわからないのですが、このつか版も「なんで仇討やねん?」「何が大義やねん?」ってところをうまく使っていておもしろかった。お上が何をほざこうと、権力や名声やお金がどうだろうと、そこだよね、生きるってことはさ、っていう、人間が好きになれる芝居だった。
つかこうへいさんと言えば、「蒲田行進曲」の映画は何度も見ていますが、それを彷彿とさせる熱い舞台でした。
この芝居も横内さんのつかさんが「好きだ!」っていうのがよく出ていました。
パンフレットに「私が初めて書いた『つかさんへのファンレターです』」とありました。
役者さんたちがみんな個性的で特にメインのみなさんは濃くて強烈でした。
終演後はイケメンの男優さんからおみやげのお菓子をもらいました。もちろん着物の美女も配っていましたよ。

