なんとなく、ネタバレ禁止なオーラを纏う著書なので、詳細は書かずに「読後感」を中心に書いてみます。まだ1章までしか読んでいませんが、書きたいことは多々あるので、章を分けて書いていきます。

 

今年の1月前半、色々な推察が飛び交っていたのですが、「ビーター・ゲイナーがFEMAの長官とDHSの長官を兼任した」と聞いた時に、私は「戒厳令」と「軍政」は間違いないと確信しました。

 

アメリカにおいて軍が政治に関与できる三形態というのがあって、「1 平時における軍事裁判」「2 対外戦争での外地に加えて国内反乱者に占領された地域での軍事政権」「3 政権を維持して施行する戒厳令」の3項目です。これが私の勝利の確信の根拠だったのですが…そのまま肩透かしを食って…トランプ政権はホワイトハウスを後にして…バイデンが就任してしまって…でも、アメリカは何かがおかしい…そんな風にわけがわからないまま今に至っています。

 

その謎の部分が納得できる事は書かれていました。

 

実際、上記の計画も、「大量逮捕」の計画も、「エマージェンシー・アラーム・システム」の計画もデマではなかったのです。ただ、それはトランプ大統領の意志で止まりました。

 

今でも米軍はトランプ派と反トランプ派でにらみ合いが続いているとのことです。その反トランプ派の裏切り行為により、戒厳令を出すことで軍の内部が戦闘に及ぶという状況に陥ってしまったのです。それによる軍人の死者が「少なく見積もって2000人」。この数字を聞いてトランプ大統領はすぐに戒厳令の発令を中止しました。

 

このトランプ大統領の行動は理解できます。この記事にリンクを貼った動画の4分41秒から、

 

「将軍でもない一介の兵士のためにありがとう」

 

トランプ大統領は階級に関係なく、退役軍人と兵士の遺族の方々を大切にしています。どの動画を見ても必ず出てくるシーンです。気持ちだけではなく、それは政策にも組み込まれていました。たった一人の一介の兵士にすら心から寄り添う人が、最低2000人の命を散らすことは考えられません。

 

「破壊」あっての「再生」なのですね。無血ですべてがうまくいくわけではありません。

 

ペンタゴンのにらみ合いは熾烈なようです。一触即発で、いつ国家分裂の内乱が始まってもおかしくない状況だと副島氏は確信しています。引用します。

 

もし、トランプ派の軍人たちが、少しでも形勢不利で、追い詰められるようだったら、即座に、テキサス州に新しい首都をつくって、トランプもそこに移動して、まさしく国家分裂の内戦(シヴィル・ウォー)であり、「第2次南北戦争」である。

 

アメリカに新しい国家が誕生するってこういうことなのですね。「〇月〇日、アメリカ共和国誕生」と何度もデマが飛びましたが、そんな簡単なものではないのですよ。私は、トランプ大統領が大切に思っている兵士たちの血が流れない方法で勝っていただきたいと願っています。