『温泉みみず芸者』(1971/東映)
東映チャンネル録画
【評価】
★★★★★
【オレ流寸評】
◆「三原葉子」と並ぶ私の東映favorite女優「池玲子」の鮮烈なるデビュー作。もちろん三原も出演している
◆同時に池と並ぶ東映エログロ代表格「杉本美樹」のデビュー作でもある
◆昔から日本のサブカル界隈でも名作の誉れが高い作品である
◆鈴木則文監督の有名作品であり自身の東映エロ路線初参入作品でもある
◆本作は公開当時成人指定なく一般公開されたらしい。確かにエロさは微塵もない(見る者の感性によるが…)
◆「温泉芸者」シリーズはほとんど見ているが一つ選ぶとすれば本作であろう
◆エログロ路線における「名和宏」では最上級のバカバカしい演技を披露。一見の価値あり。「殿山泰司」も同様。
◆菅原文太がノンクレジットで出演しているらしいがカットが確認できない。実はこれを書きながらyoutubeで見つけたが、文太と池の噂があったらしい。ちなみに池は「仁義なき戦い」シリーズ等実録路線で文太の情婦役やホステス役を見事にこなしている。
◆以下ウィキペデアより抜粋
『「衝撃のポルノ女優池玲子」とキャッチフレーズを付け、また広告にも「ポルノ映画誕生」と大きくキャッチコピーを打った。"ポルノ"という言葉は、このとき東映が作った造語である』
じゃんじゃん
温泉みみず芸者 | |
---|---|
Onsen mimizu geisha | |
監督 | 鈴木則文 |
脚本 | 掛札昌裕・鈴木則文 |
出演者 | 池玲子 松井康子 杉本美樹 小池朝雄 山城新伍 名和宏 殿山泰司 |
音楽 | 鏑木創 |
撮影 | 古谷伸 |
編集 | 神田忠男 |
製作会社 | 東映京都 |
配給 | 東映 |
公開 | 1971年7月3日 |
上映時間 | 85分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
前作 | 温泉こんにゃく芸者 |
次作 | 温泉スッポン芸者 |
出演[編集]
- 多湖家
- 圭子の関係者
- 馬島敬太郎(板前):小池朝雄
- 久兵エ(トルコの社長):芦屋雁之助
- トルコのマネージャー:小島慶四郎
- 大牟田善吉(マムシホルモンの社長・久兵エの弟):芦屋雁之助(一人二役)
- 吉川(大牟田の秘書):芦屋雁平
- 工員(ディスコ売春客):川谷拓三
- 広瀬(馬島の友人・オトナのオモチャ発明家):山城新伍
- 土肥温泉
- 女将:三原葉子
- 朝吉(番頭):島田秀雄
- 桃子(芸者):女屋実和子
- ジェーン(芸者):キャサリン・サリバン
- 松江(芸者):沢淑子
- 三津江(芸者・太平洋の三津江):葵三津子
- 夢路(芸者):千原和加子
- 〆奴(芸者):早坂くるみ
- 豆千代(芸者):大芝かほり
- 喜久丸(芸者):黒葉ナナ
- 徳造(組合長):殿山泰司
- 副組合長:関根永二郎
- 無限精流
- 文教省の客
- その他
スタッフ[編集]
- 企画:岡田茂・天尾完次
- 監督:鈴木則文
- 脚本:掛札昌裕・鈴木則文
- 原案:久保田正
- 撮影:古谷伸
- 照明:金子凱美
- 録音:堀場一朗
- 美術:雨森義允
- 音楽:鏑木創
- 編集:神田忠男
- 助監督:皆川隆之
- 記録:石田照
- 装置:温井弘司
- 装飾:柴田澄臣
- 美粧結髪:東和美粧
- 衣裳:岩逧保
- 舞踊振付:藤間勘眞次
- 進行主任:伊藤彰将
- 協力:西伊豆土肥温泉観光協会[20]
- 製作:東映京都撮影所