
「先生はなんて?」
「
先生も
先生も、
お母さんすごいって言ってた。」
「なにが?」
「まず、俺が最後に
『ありがとうございました』って
言ったじゃん?」
「うん」
「それを聞いて、『怒られたっていうか、
お説教?みたいのされて、
[ありがとう]っていうことは
簡単じゃないし、
それも親にってなかなか
言えない。
言えたも凄いし、
そういう風に育ててくれた
お母さんを誇りに思いなさい』って言われた」
「あら、ありがたい。よかった。」
(めっちゃ涙をこらえていました。)
「そういわれて、おれ、泣いてしまって。」
「そうね。18年、一緒に
成長してきたもんね。
お母さんも涙が出そうだよ。
ちゃんと育ってくれてありがとね。」
「あと、お母さんは、
相手が不審者だってわかっていて、
親は自分の子どもばっかりに
甘え?なんか、甘く味方してしまうけど、
厳しくても、ちゃんと
これから社会でて大切なこと、
先生たちも、
お母さんが言っていたことは
こっちが勉強になったとも言ってたし、
すごく大事なことだけど、
なかなか親として
自分の子に言えないって。
本当にのこれからのために
言ってくれてると思うって。」
「へぇ。」
「で、先生たちは、
警察呼んだことは
偉かったって。
不審者が来たら、
警察を呼んだりして
身を守りなさいって指導したのを
守ってくれてよかったって。」
「確かに。」
「ありがとう。」
「こちらこそありがとう。」
なんだこりゃ!(笑)
「自分の身を守るのは
本当に大事なこと。
だから、誰かのために
身を呈するのも考えなさいって
助けを呼ぶのが一番のときもあるって
話してるけど、
今回も、例えあなたが
正しくたって、
刺されたら終わりよ?
相手するなってのは
そういうこと。
負けるが勝ちってのは
そういうこと。
相手が不審者なんだから
なおさら。
そんなことで
あなたが命でもおとしたら、
お母さんは堪りません。」
発達障害児、
スルースキルを身に付けることが
なかなか難しいですが、
こういう経験を経て
少しずつでも
成長してほしいです。
チラホラ春が。
春を見つけて、
一言くださる方も大好き。