末っ子だから
甘やかしたり
ずる賢かったり
責任感がなかったり
思いやりに欠けていたり
自立が遅かったり
自律できなかったり。
それは、いわゆる末っ子の
育った環境によるものが大きいと思います。
上の子に比べて幼いし
上の子を見て学ぶし
上の子が何でもしてくれるし
いつも譲って貰えるし
誰かがしてくれるし
わがまま聞いて貰えるし。
上の子のするやんちゃと比べて
下の子のしていることは
可愛く見えたりします。
上の子の巧妙な嘘に比べて
下の子の嘘はすぐバレる可愛いものです。
上の子はお母さんの手がかかり
負担が大きかったけれど、
親にとっても、上の子という
サポーターがいます。
両親の愛と共に
生まれた瞬間から弟・妹として愛でる
上の子からの祝福と愛情が
日々降り注がれます。
「お兄ちゃんは一年生の時自分でしてた」
「お姉ちゃんはもっとできた」というと、
上の子と比較されて辛いのではないか?
多くの育児書には
「比べない」ことが正しいと書かれています。
比べずとも、
この年齢でできてほしいこと
この身体でできてほしいこと
今この子に求められる育ち、力を
正しく見極める。
それが難しいのです。
末っ子であるこの子が
末っ子であることは
変えられません。
そのままで良いです。
可愛いなら可愛がれば良い。
比べてしまうなら比べれば良い。
比べずに課すことができるなら
それも良い。
末っ子だから甘やかさない
ではなく、
この子の育ちを支えるだけ。
問題は、末っ子だから ではなく
「ランドセルの整頓」だと割りきり、
付き合うか見守るか...
とにかく問題そのものに対応する
しかないです。