ろうの人、わざわざカラオケ行きません。
基本的には、です。
こんなの、楽しくないですよね?
音楽の雰囲気、テンポ、歌詞の意味
全てイマイチわからないまま...。
日本語話者でJ-POPしか知らない人が
K-POP(韓国語)とか洋楽縛りのカラオケに
行く、しかも音聞こえない...とか、
想像して楽しそうだと思えない感じかと思います。
で、夏帆さんっぽい冗談、
よく見かけます。
【心が折れた?(折れた音)聞こえた!】とか
【緊張してる?(鼓動)聞こえる】とか
ちゃんと、聴者にも聞こえない音や擬態を
知っていてデフジョークを言う方、
私の周りには多い気がします。
聴「へぇ?私は聞こえない。」
聾「あら、デフなの?」
聴「聞こえない(=デフ)」
聾「教えてあげようか?」
聴「お願いします」
聾「OK!代わりに手話を教えて?」
聴「OK!私は(手話)上手だから」
みたいなやり取りをしていると、
手話初心者の方々など
ちょっと読み取れる方は
不思議な顔をしていたりします。
実は、
ろう者の中にはカラオケ好きな方もいます。
リズムは、体をトントンして貰ってとり、
歌詞を読みながら手話で表現したり
私たちの手話表現を見て楽しんだりします。
「僕、この歌が好き」と
リクエストしてくる方もいますし、
「これはどういう意味?」と
聞いてくる方もいます。
なかなか日本語の歌詞って
比喩や抽象的な表現も多くて
音声日本語話者も解釈が分かれたり
難しいところもありますよね?
そういうのを話し合ったり
想像したりするのも楽しいです。
時々、「ろう者は手話歌なんてしない」と
語る方がいます。
当然聞こえないので
聞こえる人たちの楽しみ方はできませんし、
特に手話が【日本語対応手話】であるときには
意味がわからないところがあり、
手話歌に嫌悪を示す方も多いです。
でも、【聞こえないから楽しめない】という
考え方は、一面では【理解】であり
【偏見】でもあったりします。
ろう者を知らなければ、
手話を知らなければ、
【カラオケ?聞こえないよ?歌えないよ?】
ということすらわからないのかもしれません。
が、ろう者をよく知らなければ
手話をよく知らなければ、
【聞こえなくても楽しめるよ?】
【手で歌えるよ?】
ということは気付けないかもしれません。
カラオケを楽しむことが
正しいとか偉いとか上とかではないです。
ただ、興じるものとして、
聴者の楽しみをろう者と共有することに
何も問題はありません。
ドラマを見ながら独り言...。
日本語手話辞典ある!(笑)
大きくてもうずーっと開かれぬまま...。
でも、ろう者にもこの辞典の方が良いかも。
もう一回見てみよ。
風間くん!
【ろう者同士の方が幸せ】か?
どんな手話教室だったらこんなに速く上達するの~?
と、思ったけど指文字は違うんだぁ?
と、思ったら、
ちゃんと妹ちゃんの手話はたどたどしい!
自己流というか、
風間くんの教室が素敵なのか?
面白い!
そして音声で話しかけられたら
耳聞こえないの忘れちゃうの、
あるある~!(笑)
そして、恋愛とか人間関係とかうまくいかないの
ろうとか聴とか同士とか関係無いと思うぅ。
全くじゃないけど。
異文化だし。
でも、うまくいくもんはいくし
いかないもんはいかないし、
結局誰であるかー。
ちょっと待って!
歌!!!
ホント、聴者が聾者を支えるとか助けるみたいな
傲慢だって思ったことがあって、
綺麗事じゃないけど綺麗だったりして、
感情がブワッってなって、
まとまりません。
ドラマを見て打ったまま、
まとめようとしていましたが、
そのまま残しておこうと思います
