にっこり(中2女子)のHPVワクチン接種を

考えるに当たり、

この過去との向き合い方は、

いつも、私に真っ直ぐじゃなくさせました。


友人と私は違う人間で、

友人とにっこりは違う人間です。


にっこりが自信のことを考えるに当たり、

母親である私や、その友人である友のことを、

どう考え、どう捉えたのか、

というお話ですニコニコ




    

友人の死




ママから、友ちゃんの死の報せを聞いて、

ピンとこなかった。


ママが亡くなった友ちゃんのとこに行って、

学校から帰ったらママがいなくて

すごく寂しい気がした。




夜、ママが帰ってきて、
お友だちが亡くなる気持ちなんて
わからないから、
とっても悲しいような優しいような
ママを心配する気持ちで迎えた。





ママが、あまりにも泣いて、
大きな声を出して泣いて、
赤ちゃんか子供みたいに泣いて、
ずっと涙が止まらなくて、
床に伏せて泣いて、
ビックリしたのが一番。


人が亡くなるって言うのは、
こんなにも辛いことなんだなって知った。





にっこり(当時小2)の気持ちです。

記憶も確実ではありません。

でも、そのショックははっきりと

覚えているようです。


ママがあんなに泣くのを、

人があんなに泣くのを、

目の前で見たのははじめてで、

その後も、

あんな風に泣き崩れたことが

私はありません。


これが直接的に

にっこりの、友人への思いになるわけではなく、

子宮頸がんやがん、死への感じ方に

大きな影響はなかったのかもしれません。


ただ、「がん」「死ぬ」といった

言葉へのイメージとしては、

強烈に残っているみたいです。