友人の闘病

にっこりが3歳のとき、

私の友人が子宮頸がんを患い、

闘病が始まりました。


にっこりは、何度かお見舞いにも行き、

うっすら友人との時間を覚えているようです。


そして、

お見舞いに連れていけなくなったこと、

私が友人の話をするときの表情を

覚えています。




友人とのことや

私の気持ち、友人の闘病は、

ここでは触れずに、

にっこり中心に書きます。






はじめて 病院にお見舞いに行った。




病院のお洋服を着た友ちゃんは、

髪が長くてかわいかった。


点滴を腕につけていて、

入院したらこんな感じなんだって思った。




友ちゃんが元気になって、

ママは友ちゃんに会いに行ったり

遊びに行ったりしてたけど、

いつか、急に寂しい顔になった。




友ちゃんが「ガン」と知って、

ママは、悲しい顔で笑いながら

「また遊ぼうね」って言ってた。





ママが友ちゃんに会うたびに、

友ちゃんは入院していて、

元気になって退院しても、

また入院していた。



「ガン」なんだなぁ、と思った。


友ちゃんは、

髪が長くてスタイルが良くて美人。






友人の名前は変えてます。


闘病する友人の6年間を


本当に力になれたかわからないですが


支えた私を見ていたにっこり


3歳~小学2年生までの記憶は、


とっても細切れです。


記憶がはっきりしてるいる頃には、

にっこりを連れて病院にいくことはできず、

後半の数年は、親しい友人も一切

受け入れませんでした。



そんな、にっこり(中2女子)の記憶は、

「子宮頸がんを知る」には曖昧すぎますが、

これも、本人の判断材料のひとつですニコニコ