~独り言~
下肢静脈瘤の治療の変遷について
私が研修医だった頃の下肢静脈瘤の治療は、原因となっている血管を縛る、もしくは引っこ抜くかのどちらかでした
血管を縛る方法は、当時から再発が多いと言われていたので、すでにあまり行われていなかったかな
よくやっていたのは、引っこ抜く方法です
これは、原因血管を露出し、針金のような器具を挿入して血管を縛り付け、針金ごと血管を引っこ抜くというやり方です
端から見ると結構野蛮な手術でしたが、治癒率は高く、当時の下肢静脈瘤治療の主流でした
基本的には下半身麻酔で行う手技で、術後は2,3日の入院も必要でした
術後の痛みもそこそこあったようでした
現在の下肢静脈瘤の治療は、ほとんどが血管内治療で行われています
これは、血管内にカテーテルを挿入して焼灼したり、塞栓物を注入したりして治療する方法です
局所麻酔で治療が可能であり、入院も必要ありません
患者さんの身体の負担も昔より随分軽度で、治療効果も非常に高いです
患者さんにとっても、比較的気軽に受けることが出来る治療といえるでしょう
気になる方はご相談を!!
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