~独り言~

 

ピルと血栓症について

 

昨今、様々な理由でピルを内服されている方が増えています

 

ピルの内服で注意が必要なのは”血栓症“です

 

ピルの内服の有無で、血栓症のリスクが3~5倍に増えるという報告があります

 

血栓症の発症時期は、内服開始から4ヶ月以内に多い様です

 

“血栓症のリスクが3~5倍”と聞くと、非常に高確率に血栓ができてしまうようにも思えますが、ピルを内服していない健康体の人の血栓症のリスクは非常に低いので、それが3~5倍になったとしても、確率的にはそこまで高くはなりません(高確率で血栓ができるのであれば、薬としては成り立たないでしょう)。

 

とはいえ、やはりピルの内服中(特に内服初期)の血栓症は、気になる副作用の一つです。

 

ピルの内服による血栓症は、多くの場合、足の脹ら脛の静脈に血栓ができます

 

症状としては、足の浮腫や痛みが多いです

 

ピルの内服中にこれらの症状が出てきた場合は、一度、脹ら脛の静脈の精査を受けたほうがいいでしょう

 

超音波検査を受けることで大方の判断は可能です

 

気になる方はご相談を!!

 

 

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