~独り言~
街中での心肺停止の人の救命活動において、担当していた消防職員(救命救急士)が、偶然その場に居合わせた看護師さんに静脈確保の指示(協力依頼)をして減給処分となったというニュースを見た
処分内容は、減給10分の1を半年間
救命は成功したとのこと
その救命救急士は、上司の人には“自分で静脈確保を行った”と報告したとのこと
処分理由の詳細は不明だが、“公務員としては不適切な行動だった”との上官のコメントがあった
問題点は、上司に虚偽の報告をしたということ?
それとも、その場に居合わせた看護師さんに静脈確保をさせたということ?
救命士の方は、“自分がやるより看護師さんが静脈確保を行った方が上手くいくと判断した”とコメントしている
この判断は正しい
心肺停止の人の静脈確保は難しいぞ
経験豊富な医師や看護師さんがやっても上手くいかないこともある
ましてや、静脈確保の絶対的経験数が少ない救命士さんにとっては至難の業
慣れてる人間がやるのが一番いいのは当たりまえ
例えば、同じような場面で、看護師さんが自ら“私がルートとります!!”と言って、救命士の方がその看護師にお願いをしていれば問題ないのか?
現場に居合わせたわけではないのではっきりとは言えないが、心肺停止の人が救命できたのは、静脈確保が迅速に行われたということが、普通に考えれば大きな役割を果たしたと思われる
“看護師です!といった人が本当に看護師さんかどうかわからないじゃないか!”とコメントしている人もいたが、それを言い出すといろんな可能性が出てくるので…
個人的にはこの案件で、注意のみならず実際のペナルティーが課せられたのは少し厳しいなと思う
今後同様の場面で、救命士さん達が困っちゃうんじゃないか?
協力している看護師さんや、場合によっては医師もハラハラしてしまう
何よりも、救命率下がってまうで
私ならどうするか……
身分を明かして、“心肺停止でルート確保難しいから、私やりましょか??”って、救命士さんに聞くよな
そんな場合も、救命士さんは私にお願いしちゃいけないのかい???
きっと虚偽報告したのがまずかったのだろう…
そう思いたいニュースだった
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