12月中、大恋愛というドラマにはまっていました。
以下は、そのドラマの感想です。
日常を描くことってきっと難しい。
日常の中にはキラキラした、かけがえのない瞬間がたしかにあるけど、一般の人の生活はドラマにしにくい。
闘病もののドラマは「何気ない日常の美しさを際立たせる」のに、効果的な条件が揃っている。
このドラマの中では、主人公の二人がはしゃいで仲睦まじくしている様子がキラキラしてみえた。
その様子がとてもリアルで、ユーモアがあり、かわいらしくて愛おしかった。
アルツハイマーじゃなくても、
恋人だった頃の事や言われて嬉しかった言葉、
ただ会えるだけで嬉しかった頃のことは、
夫婦になるといつの間にか忘れて行ってしまう。
記憶しておけても、一瞬一瞬過去になっていく。
大好きな人でも、側にいると大切さを忘れてしまう。
その事を思いながらドラマを見ていると、何だか泣けて仕方なかった。
誰もが皆、大切な事を少しずつ忘れながら、
今日を生きている。
夫婦になって生きて行くと、
最初の頃の愛おしさを維持する事は時に難しい。
だから、このドラマは他人事ではなくて胸を打つんだと思う。
「大事な事を忘れながら生きて行くけど、それでもあなたをずっと大切だと思いたい。」
「いつかは別れる日が来るけど、それまでは一瞬一瞬をかみしめて、笑い合って生きていたい」
この2つは、ドラマの中で主人公たちが願う事だけど
一度は愛し合って結婚した夫婦なら、
どちらかがアルツハイマーでなくても心のどこかで願っている事なんじゃないだろうか。
一見、よくある闘病もののように見えて
もっと深く、普遍的な事を考えさせる力がこのドラマにはあると思った。
「迷惑かけると思うけど、一生懸命生きるから、よろしくお願いします。」
主人公の尚が、シンジと結婚する時に言う言葉だ。
お互いにこういう思いで、夫と生きていけたらいいなと思った。
さあ今日も、一生懸命、愉快に生きて行こう!