入院から2か月。
回復期病棟へ移動することになった。

4人部屋だった。
急性期病棟に比べると病室がせまい。
天井が低いのでうす暗く感じた。


主治医、看護師、リハ担当、相談員を交えて自己紹介、
合同カンファレンスがあった。

主治医から「奥さんの目標は?」と問われる。
「歩いて帰ってきて欲しい」

切実だった。
当時は4階建てビルの4階に住んでいた。
段差も少なく、バリアフリーに近い環境ではあったが
肝心なエレベーターがないあせ
しかも賃貸なので住宅改修工事は難しい。

4階まで歩けるだけ回復してもらうか。
引っ越すか。


主治医は「右脳の損傷が激しいのでどの程度回復するか。
奥さんの望みがかなうよう、僕たちも頑張ります。」
と答えてくれた。


一日3回(作業療法、理学療法、言語聴覚)のリハビリが始まる。