パパが帰ってきた。。。

内心、我が子と離れるのがとても嫌だったから
帰ってこないでいい…とも思っていたくらいだ。


オチーをちゃんと見てくれる暇もなく
車に乗せられ
コンビニにより火葬許可証をコピーしたのと
カミソリを買ってきた。。。

そのカミソリで私達の髪の毛を切って
BVLGARIの私の昔の指輪の袋に二人分入れた。
(これはパパが考えた事で、パパが髪の毛も切ってくれた。)

そのまま火葬場へ…

手続きもすぐ終わり
名前を呼ばれた

私は我が子と離れたくなく
『最後にキスしてあげな?』
とのパパの声に
オチーにキスをして……
でも、現実が受け止めきれず
声をあげて【やめて!私の子供連れていかないで!!!!返して!!!!】
と泣きわめいていた。


それを必死で相手が止めていた…
火葬場の職員の方も私の悲惨さに涙を隠しきれずに震えた声で
『出棺いたします』
と言っていた…。

パパも涙を堪えられずにいた。。。