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tectec 言葉の倉庫

のんびり歩む創作集団(クリエイティブ・コミュニティ)tectecの代表そりとがかきこむブログ。おもに頭の整理とかに用いられる。


小さいとき、誕生日プレゼントに百科事典みたいな、図鑑をもらった。

あらゆる動物の足の裏とか、マンボウの正面からの顔、地球と月の重さや距離など、たくさん写真で載っていて、どこにでも持ち歩いて、しまいには壊れてバラバラになったのをおばあちゃんに糸で留め直してもらってまで読んだ。


知らないことをたくさん目の前にして、それを吸収できるよろこび。

わかりやすく書かれていることがこんなにもわくわくに繋がって、有り難いことなんだって、今にしてみたらそう思う。

あれはほんとに良い図鑑だった。今もお家の本棚にいてもらっている。
実際、そのとき新鮮に感動したって、別に全部を覚えてられるわけじゃないんだけど、知識を仕入れるおもしろさを最初に感じたのはそのときかもしれない。

何がおもしろいのか、ちょっと考えてみたけどよくわからない。
でもたのしいんだよなー。

今年改めて学校に通い始めて、よく「学校おもしろい?」って聞かれる。
「それが大したことなくて、つまんないんですよー」って、わたしがもし答えたら、その人はどんな顔するんだろうって思いながら「めっっっちゃおもしろいですよー」と言う。
いや、ほんとに心からおもしろい。

と、思うようにしてる、と言う方がほんとは正しいかもしれないんだけど。

通い始めて半年も経つと、流石に体調がしんどいときとか、眠かったり、さぼりたくなったり、だらしない部分が何度も顔を出した。
それでも自分で行くと決めて通っている自分を叱咤激励するために、ん?ちょっと違うか、美化するために。たのしいって言ってる。

ほんとにおもしろいと、たのしいと、思っていってる。
ムラはあるにせよ。

今は、卵が先か鶏が先か、みたいに、嘘とほんと、どちらが先かわかんなくなった。
期待も含まれている。
おもしろいことにしとかないとやってられない。
だって成績もつけられている。
人に判断されるなんて、たのしいってことにしないと厳しい。


素直に、図鑑を読んでたあのときみたいに、心からのおもしろいを吸収する瞬間もある。何度も。
それがまたもらえる気がして、やめられない。


ほんとのおもしろいを得るために、たまに嘘のおもしろいを抽出する、たのしい毎日。
このままぐいぐいいきたい。



ダイヤそりとダイヤ