いつからだろう、帰省を旅行感覚でとらえるようになったのは。
前に帰省したときも確か、馴染みの民宿に泊まりに行く感覚で実家に帰るって言ってた気がするし、たぶんだいぶ前からそうなんだろうなー。明確になったのは実家が引っ越ししてからかな。
記憶の中にある昔の実家や町は今はもうだいぶ遠退いた。
田舎だし、借家だし、とても古い一軒家だったから、今どうなってるか全然わからない。
家族は今のとこに越してしばらく経ってるからそんなことないだろうけど、わたしにはまだ新しい家、のイメージがある。名前は知ってるけど馴染みのない町にあって、わたしはマンションの周り少しの土地勘しかない。地図が入ってないから、家の前の道がどこに繋がってるか、ピンとこない。
いつまで経っても染み込まない、不思議な感覚。
わたしに染み込まない町にある、わたしを育んだ家。
へんなの。
うれしいことに、わたしは自分が住んでいるところが、自分が生きていく居場所だって強く自覚している。
いろんなひとに遊びに来てもらって、そうなった。
これから、もっと組み立てていきたいとも思ってる。
これも旅行感覚の理由のひとつだな。
独立心ばかりが大きくなる。
ま、でもとんぼ返りでも帰りたいと思える実家です。
ちょっといってきます。
そりと
