「九段下駅にある都営地下鉄と東京メトロの
ホームを隔てる壁は象徴的な『バカの壁』。
こうしたバカの壁は、日常的に見慣れると
だれも気づかなくなる。それを一つ一つ壊す。」
とは、猪瀬東京都知事。
地下鉄九段下駅の都営・メトロの乗り換え時
改札を不要にし、スムーズに利用ができるようにと
進められていた壁の撤去作業が完了。
バカの壁とは良く言ったもんだと思いました。
誰もがおかしい、不便だ!と思っている事でも
本当に実行に移すのは並大抵の調整で
済むはずがないし、相当のエネルギーが
なければ出来ないこと。
この誰もが見てみぬふりのことを
本気で壊そうと思い、実行に移された
猪瀬知事は凄いと思いました。
見慣れてしまうと、本当におかしいことですら
気づかなかったり、あきらめてみたりで、
しょうがないこと・・次第にあたりまえのこととして
受け入れてしまう・・
まずは気づいて、そして勇気を出して
変えていくべきところは変えていく。
見てみぬふりをしちゃいけない
と、改めて考えさせられました。
