
目覚まし時計より
先に雨音で
目覚めた朝
激しい雨音が
噛み締めた涙
溢れ流れ落ちる
憂鬱な始まり
忘れたいのに
一日たりとも
忘れることもなく
ただ心の奥底に
沈め押し込んだ
過去…
振り返らないと
決めて
未来に向かう毎日
貴方がいない
この降りしきる
雨の音が
心の隙間に
うづき傷む
染み付いた
想いさえ
塗り返れず
初めて出会った
あの日
一緒に過ごした
あの夜
最後になった
まさかの
遠いあの日
大好きだよと
どれだけ
心の中で
泣き叫び
返しても
探しても
探しても
もう…
取り戻せない
接した
触れた指が
心の寂しさを
埋めつくし
流れ去った
梅雨の想い
傘を差し出した
貴方は
紫陽花の色と
共に
移り変わり
流れた月日が
今はもう…
大事な
大事な
愛を知った
苦を感じた
重い想い出
待って
待ち疲れた
鮮やかに
咲き
色変えてく
虹色に
晴れる
その空が
晴れるまで
いつか笑顔で
また
出会えて良かったと
言えるその日まで

久々に詩を書きました
台風の影響は
こちらはなく雨風が
激しかったりおさまったり…
なかなかコメントも
なぅの返事も出来ず
ご無沙汰しています
m(_ _)m
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