『卒業写真』 松任谷由実
悲しいことがあると
開く皮の表紙
卒業写真のあの人は
やさしい目をしてる
町でみかけたとき
何も言えなかった
卒業写真の面影が
そのままだったから
人ごみに流されて
変わってゆく私を
あなたはときどき
遠くでしかって
話しかけるように
ゆれる柳の下を
通った道さえ今はもう
電車から見るだけ
あの頃の生き方を
あなたは忘れないで
あなたは私の
青春そのもの
人ごみに流されて
変わってゆく私を
あなたはときどき
遠くでしかって
あなたは私の
青春そのもの
娘が本日、無事に卒業



七五三の頃
勉強が出来ても
頭がキレないと…
仕事が上手くいくとは
限らない
容量よく
世あたりよく
決して媚びらず
社会とは学生の頃とは違う
子供の頃は
早く大人になりたかった
今は『青春』という
言葉も聞かなくなった
(森田健作みたい?)
若い時は…
失うものもなく
怖いもの知らずで
思いのまま…
自分の気持ちのまま
突っ走って進めた
今しか出来ない
今を大事に…
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