
本当は
出逢うはずもない所で
その日だけ
いつもと違った
場所に出かけた
それが始まり…
貴方も偶然
休みが続いたからと
少し離れた場所に
足を運んで来てた
一目で時が止まった
いつも同じ場所を
通りすがりながら
見ていたんじゃない
いつも同じ場所で
見かけるから
好きになったんじゃない
出逢うはずの
出逢ってはいけない人
たった一度っきりが
何度も逢いたくて
次の日も約束して
その次もまた
約束して…
貴方の心と私の心は
同じくらいだと
計りしれないほどに
もっと早くに出逢えてたら
来世に夢を託さずに
今を
繋いで
歩んで行けたかもしれない
心は、すぐそばに
近いのに
想いは止められて
遠ざかる
初めから
好きになってはいけない人
出逢うはずの
出会ってはいけなかった人

きっと
きっと
貴方を変えられるほど
魅力が私にはなかった
もっと
もっと
愛し合って居たかった
せめて朝が来るまで
来世しか
繋げない
今世は
まだ夢の中
写真も一枚もないけど
メールも残ってないけど
匂いも
声も
ぬくもりも
忘れられない
遠くから
見かける様に
なった貴方は
誰を求めてるの?
私じゃダメなの?
傷付いてもいい
ボロボロになってもいい
地獄に落ちても
生きてるのに
感じない心地に
縛られて
貴方となら…
愛してるのに
大好きなのに
好きなのに
貴方だけを…


