立ち上げのきっかけ | 親愛なるエロイカへ

立ち上げのきっかけ

From Eroica with Love Vol.1
ISBN10:1401205194/CMX (DC Comics)
©1976 Yasuko Aoike/AKITASHOTEN

「エロイカより愛をこめて」

は、青池保子氏による秋田書店の漫画雑誌プリンセス掲載のスパイアクションコメディ。

堅物のNATOの情報将校と、美術品の世界的大泥棒がヨーロッパを中心に活躍する、1976年に登場以来7年ほどの連載中断を経て、今もなお進行形の同氏の代表作。

惹き付けるストーリー、ウィットに富んだ会話、
ヨーロッパ中を駆け巡る魅力的なキャラクターたち。
その個性的な作品の世界観の強さから80年代は一大ブームになった。

2004年よりDc Comicsという出版社の日本コミックス関連の部署である CMX から、この作品の英語版が出版されている。(2007年末で Vol.11 「笑う枢機卿」までを刊行予定)

英語を勉強中の我が身としては「なんてすばらしい教材だろう!」と飛びついた。
すでにキャラクターの性格や状況を理解した状態で読む英語だから、とても頭に入りやすい。
今後、英語の会話でおそらく自分の口から発することはないだろう、
通常の勉強だけでは出会う事のない悪態表現たち。
細く長い英語勉強生活の中でそれもまた一興。

スパイや奇人変人(?)の会話なんて、まずありえない最高のスキット!
英語の勉強を意外な角度から攻めながらも、この作品を別な視点で
楽しんでしまおう。
エロイカシリーズについて、その英語版について、青池先生の他の作品について思ったこと
もろもろもろと、覚え書き含めて書いている。
私の英語レベルなので、英語についてポジティブなご指摘は歓迎。


「親愛なるエロイカへ 
敬愛する先生のこの偉大な作品に、オマージュを向けるという意味でこういうタイトルに。
(初めにつけたタイトルはあまりに近いので変更しました。)

この「エロイカ」とは伯爵というよりもこの作品そのものを指す意味で用いています。
(伯爵、ごめんよ)