運命学では
「争いは短く、伝統は長く」
という教えがあります。
争いは長引くほど次元が下がり、
伝統は長く守るほど次元が上がる
という意味です。
「新しい時代」という言葉を
見聞きすることの方が
近年は多いかも知れませんが、
「古き良き伝統」を守る世界には
一般より何倍もの運の強さがあります。
移りゆく時代の中で伝統を守り通すには
重圧に耐える面が出てくるからであって、
たとえばもし、洋服主流の時代に
サムライ文化を貫こうとして、
まげを結い、かみしもを着て
街を歩けばそれなりに
他人の目を気にする部分や
配慮のない声が聞こえる場面も起こる。
(時代劇役者さんの舞台上は別として)
伝統とは時代の重圧に耐えた強さであり、
重圧に耐える中で心の次元が上がり、
伝統自体が本人を支えるようになる。
代表的な伝統である天皇家も
ただ単にふらっと続いたのではなく
初代からの伝統を守るあまりに
エリートが出る分、その反対も出てくる。
沢山の犠牲的情念の上で成り立つ
“それら” を踏まえて
寡黙に守り続けていくのは、
自由に新しい冒険をする苦労よりも
ずっと過酷な覚悟が要されるので
「伝統」にはそれだけの強さが生まれます。
( 芸が下手でも家柄があれば
一枚看板となったりするのも伝統の強さ )
伝統を守りゆく人は
心の次元を逞しく上げられる人でもあり、
どんな新しい流行も
守られてきた伝統の中から生まれている。
女神アプロディーテの象徴であるバラの花言葉と
東洋の智慧の結晶といわれる天中殺論に基づく
バラの花占いを考案しました。
