食べ物も陰陽五行の分類が出来ます。

陰陽五行説に基づいている東洋医学では、
からだを温める食べ物「陽」、
からだを冷やす食べ物「陰」とされています。




★「陽」の食べ物
色が濃い、暖色のもの、水分が少ない、
塩分が多い・下降して育ったもの
<肉・赤みの魚・唐辛子・梅干・味噌・醤油・南瓜・林檎・山椒・生姜など>

★「陰」の食べ物
色が薄い、白っぽい、水分が多い、
糖分が多い・上昇して育ったもの
<牛乳・夏野菜・南国の果物・西瓜・梨・大根・とまと・海藻類・白砂糖など>

※またさらに陰陽五行に分類できます。
(肉の場合、牛肉は陽、豚肉は陰であるなど。)


寒い地方・寒い季節は
からだが温まる「陽」の作物ができ、
暖かい地方・暑い季節は
「陰」の作物ができるようになっています。


ですが、現代は何の食材でも年中売っていますので
「旬の食べ物」がどれであるかを知っておく必要があります。



陽の食べ物を多く摂取すれば良いというわけではなく
バランスの良い組み合わせであることが大事です。
(薬味などは陰陽バランスをとる重要な存在)

調理法によって
陰が陽にも陽が陰の役割にもなります。



酸味は肝臓、苦味は心臓、甘味は胃、辛味は大腸、塩味は腎臓



五臓一五本能一五色一五味・・・と繋げていくと

肺を患ってくると顔色が白くなり
攻撃性が弱まってくる
 →辛味あるものをほどよく摂取したほうが良い。

酸っぱいものが欲しい
 →肝臓が弱っている、
  守り本能に変化があるなど。


東洋医学も陰陽五行説が基盤なので
分類を繋げて健康法・治療法を見つけ出していくことが出来ます。