目が覚める寸前まで見ていた夢の感情が、目が覚めた直後も残っていて
涙が出ることがある。
今日見た夢はSFチック。
未来の世界に来てしまった「私」。
その世界ではどうやら「私」という存在は生物学的に珍しいようで国の偉い科学者のところに連れて行かれた。
12階建てのビル。
実は秘密の階がある。
12階まで上ったエレベーターの中の空間が天地逆になって、地面のほうへ向かうことでさらに「昇る」ことができる。
12階から上の階へ3階上がった。
シースルーのエレベーターから壁に線を引くようにある赤いライトが見えてぐるぐる回って気分が悪かった。
「私」をそこまで連れてきた男の人はいい人。
本当は「私」をここに連れてきたくなかったんだけど偉い科学者の命令には逆らえない。
それでも「私」のために偉い科学者に意見した。
そしたら、その人はどこかへ連れて行かれてしまった。
代わりにやってきたのは助手の気の強そうなお姉さん。
あの男の人は実験の材料にされてしまったのだと。
真っ白い壁の研究室であの男の人に貰ったぬいぐるみをだっこして、もうあの人はいないんだと理解したら酷く悲しくなった。
あの人が買いそうに無いぬいぐるみ。
私のために買ってくれたんだ。
もういない。
もういない。
声を上げて泣き出して、目が覚めた。
悲しい、と思って涙が出た。