からっとした空気が気持ちの良い季節。
一方でこの時季はお肌が乾いたりコンコンとカラ咳が出たり、乾燥も気になりますね。
秋は私たちが感じる以上に体の中…特に肺が乾燥の影響を受けやすい「燥邪」の季節。
肺を潤すことがとっても大切です。
上の写真は韓国で風邪(のど風邪)をひいた時の定番。
『배꿀찜(ペックルッヂム)』または『배꿀중탕(ペックルジュンタン)』とよばれる梨のハチミツ蒸し(蒸し上がった状態)。
皮が弾けてメロンみたいになってます 笑
梨で出来た器の中には蒸気で蒸された梨がハチミツと合わさってたっぷりのシロップ
肺を潤してくれる梨は咳・痰に効果的だそう
- 蒸す前の状態 -
ピビンパと韓紙で有名な街
全州(チョンジュ)で買った
韓紙を織り込んだポジャギを敷いて
中身はくり抜いた梨を裏漉ししたもの・生姜・ナツメ・ハチミツ。
銀杏や高麗人参、トラジと言われる桔梗の根なんかを入れるレシピも。
フタ(=梨)をしたところ
蒸気が上がっている蒸し器にお皿ごと入れ(我が家は蒸し器が無いのでスチーム料理をする時は水をはったお鍋の中に‘すのこ’を置いてます)、40分ほど蒸すと完成~
パンチの効いた生姜と梨の爽やかさで飲みやすいですよ。
伝統茶に
冷麺に(付け合わせとして)
キムチに(甘味として)
お肉に(やわらかくなる)
…と、色々使われる梨はあちらでは年中手に入る食材の1つ。
梨ジュースもまたポピュラーな存在です。
定休日だった昨日は1日かけて韓国冬の伝統茶-
花梨茶と韓国版ジンジャーエール-水正果(スジョングヮ)を作りました。
わたしのは日韓レシピのいいとこどりなので、ここでも梨が活躍
花梨茶の出来上がりはひと月後だけれど、サロンでは1年ものをお出ししています。
花梨茶レシピも近々ご紹介しますね