タケミナカタノカミ


出雲の国譲りのシーンで登場する
建御名方神(たけみなかたのかみ) は
果敢に挑む日本三軍神のひとり、
信濃の諏訪に鎮座しているとされる。

武田信玄や徳川家康など
戦国武将たちにも崇敬され、
武力を代表する神として
現在も日本の神社で祀られています。







ふうりんがざん


武田信玄が本陣に掲げていた

軍旗の名称 『風林火山』ふうりんかざん




疾如風  徐如林  侵掠如火  不動如山


疾きこと風の如く

徐かなること林の如く

侵掠すること火の如く

不動なること山の如く



動くときは風のようにすばやく

静まるときは林のように落ち着き

広げるときは火のように激しく

構えるときは山のように動じず。





諏訪大社 春宮


諏訪大社 秋宮




諏訪大社の総本社、

長野県、諏訪湖の

南側に上社の前宮・本宮が

北側に下社の春宮・秋宮があります。


国譲りやらの一悶着後、

建御名方神が最終地として諏訪に来たのは

妻の八坂刀売神(やさかとめのかみ) の

地元がこの辺りだったから、、だとか。









諏訪大社 前宮


諏訪大社 本宮






老子道徳経の教えに順じて

実行実践に入るあたりで

この建御名方神様と

ご縁ある方がおられると思います。


勇敢な神、

自分に適する次元へ向かう 導きのごとく。


須佐之男命と同様、

妻ラブの深い愛と共に、勇ましく。





神道を守った物部一族が

仏教推しの蘇我一族から逃れるために

信州諏訪の地に着き、

お諏訪様として崇めたのが

建御名方神ではないかという説あり。





「負けない」

そんなタオなる決意が心に浮かんだら、

したたかなサポートの神様との

出会いは然り。


したたかとは

漢字で強か・健かと書き

他の圧力に屈しないさまを意味する。



出会う手配は、まるで魔法。

ありがたい魔法。タオのマジック!









老子は云う、

本当に強かな者は

静にして“それ”を守りぬくのだと。


written by アメ

諏訪大社 四社巡りにて


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