老子 道徳経 下篇

第71章


弱点は素直に認めた方がいい

原文

ヂーブーヂーシャン  ブーヂーヂービン

知不知上  不知知病。

フーウェイビンビン  シーイーブービン

夫唯病病  是以不病。

ションレンブービン  イーチービンビン  シーイーブービン

聖人不病  以其病病  是以不病。

 



書き下し文
知りて知らずとするは上。
知らずに知るとするは病。

それ唯、病は病とし、是を以て病まず。
聖人に病あらず、
其の病を病とし以て、是を以て病まず。








弱くないフリのやめどき

アメ語訳

理解しているつもりでも
まだ理解しきっていないかもと
心しておくのが上級であり、

さほど理解していないのに
知っているつもりになってしまうのが
いわゆる人間の「偏見」という病だ。

自分の弱さは弱さとして
自覚していれば、対策改善ができるよ。

タオなる賢い人は
自分の弱さは弱さとして認めて対処する。
だから、弱点がない。

Translated by アメ
弓弦羽神社 にて




 



 

アメのフタコトミコト

「 まだ無理にチカラをいれてた…

分かったフリして強がるの、やめたい。

弱くないフリして力むのも、やめよう。

急いで理解しようとするの、やめる。」



「怖い顔でいらいらしてて

コントロールしようとして出来なくて

ちっともタオを理解していなかった。


コントロールなんて本当はやめたい。

なんとかしなきゃって考えるの疲れた。


優しく微笑みながら、ゆだねていたい。

大いなる恩恵を受け取りながら

なんとかなるさって

信じてる本来の自分に還りたい。」


そんな物思いにふける頃。




脱力のレッスン!

ありのままで上手くいけばいい!

ありのままが上手くいく!

比べない、焦らない、休みなさい。

理解したつもりになって

急がなくても大丈夫なんだぞ!と。



本格的な信念の書き換えどきが、

この71章。






自分の弱さを認める強さ。

弱さを認めたら、カバーの仕方が分かる。









 

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