セオリツヒメノミコト
古事記や日本書紀にも一切登場しない
瀬織津姫命(せおりつひめのみこと) は
神道の大祓祝詞にのみ御出ましする。
大祓祝詞(おおはらえのりと)とは
人の罪や穢れを祓う際に奏上される。
水に流す女神
瀬織津姫、
弁財天=サラスバティとの説あり。
仏教では
善女龍王や妙見菩薩と同一説もあり。
とすると
道教での媽祖や鎮宅霊符神にもつながる。
いずれにしても北極星と水源にまつわる。
(照合の解説は長くなるのでここでは割愛)
老子道徳経を読み始めたあたりで
この瀬織津姫命様と
ご縁ある方がおられると思います。
上善如水、
水のような生き方 へのみそぎのごとく。
比命神社への参拝がかなう数ヵ月前、
老子上篇を読み終えた頃の8月8日
道に迷って着いた神社があり
そこで初めて瀬織津姫の存在を知りました。
そして再び
老子全章の解読2周目を始めた頃には
また瀬織津姫が祀られている
佐久奈度神社に到着。
なので
このブログのいちばん初めの記事には
佐久奈度神社で頂戴した神札の写真を
添えさせていただいています。
↑ここでの参拝後も
独特な雲と夕焼けのコラボがあったので
セオリツヒメはアマテラス(太陽)を呼び
美しく融合する神様なのかと
個人的には学びとっています。
罪穢れをはらう経験をしたのなら
通常よりも更なる希望の光が
照らし込んでくるのだと。
「もとの自己活力を発揮してみたい」
そんなタオなる願いが心に浮かんだら、
みそぎサポートの神様との出会いは然り。
タオと同じく
つかもうとしてもつかめないのに
確かにわたし達を生かしてくれている
謎の存在。玄妙なる根源地。
ハッキリしない存在なほど、真実味。
出会う手配は、まるで魔法。
ありがたい魔法。タオのマジック!
老子は云う、
女神のような柔らかさと静けさが
どれほど賢い世界平和のキーであるかを。
written by アメ
六甲比命大善神社 にて
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