老子 道徳経 下篇

第40章

 
 

すべての有は無から生まれる


原文


ファンヂョーダオヂードン

反者道之動。

ルオヂョーダオヂーヨン

弱者道之用。

ティエンシアワンウーションユィヨウ  ヨウションユィウー

天下万物生於有 有生於無。

 


書き下し文
反る者は道の動。
弱き者は道の用。
天下万物は
有から生じ、有は無から生じる。









創造は想像から生まれる

 

アメ語訳

無限の可能性だった
あの頃のわたしに還る。
それはタオなる動き。

力が弱くて純粋で
神童だった頃のわたし。
それはタオなる働き。

すべての物事は
形作られて始まっていくわけだが
その有形は、無から生まれている。


目で見える形を創造をしたから
想像したんじゃない。
目では見えない想像をしたから
創造することが出来た。





 
Translated by アメ
鞍馬山 にて

 

 

 

 

 

 

アメのフタコトミコト

大人になるにつれ

楽しい…けど無理だとか

したい…けど難しいとか、

物事の可能性を

誤認して濁らせていないだろうか。


子どもの頃は

楽しいことはただ楽しい、

好きなものは好き、美味しい、嬉しい…

純度がきれいだったから

難しくて無理なら無理なりにでも

ごっこ遊びで楽しめたりもした。


余計な「力」が無い、素材そのもの。

素直で、無心で、素材を活かせる天才。

もともとのわたし達は。







論語より

サムネイル
 


子曰、
知之者不如好之者、
好之者不如楽之者



それをよく知る者には
知識や知恵があるけれど、
それを好む者には敵わない。

それを好む者は
ある程度の上達はするけれど、
それを楽しむ者には敵わない。









苦手だとか怖いとか気づかなければ

俺だってボールと友達になれた


頭が悪いとか思わなけりゃ

きっとフェルマーの定理すら解けた


力が弱いとか鈍臭いとか知らなきゃ

俺が地球を守ってた


かつて天才だった俺たちへ

神童だった貴方へ

何にだってなれた another way

まだ諦めちゃいない









 

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼