根源は水にあり
哲学の祖タレスは
“ すべての自然は
ひとつの源から発展してきた。
そのすべての根源とは
「水」である ”
と唱えた。
思想も肉体も
最古から根源は「水」である。

そこから哲学史として
星の数ほどの理論が挙げられ
漠然とした神話だったものが
科学的な説明として
解かれてきた。
星の数ほどある哲学も
創始の根源をたどれば
「水」
清く賢くしなやかに生きる
運命のマスターキーは
『上善水の如し』
波にあがいても浮かべない。
波にゆだねたなら浮かべる。
本日 天皇誕生日。

今上天皇は
水問題の研究をされており
水と衛生に関する委員会の
名誉総裁に就任。
世界水フォーラムや
アジア太平洋水サミット等で
講演をされています。
講演のお話の中で
龍や蛇を水神と崇める信仰の存在、
人と水の深い関係を語られています。

「 ハイテクの時代に
人間と水の本来のつながりは
忘れ去られがちだ。
日本とアジア、西洋にも通じる
歴史を描写した講演は、
古来、循環をくり返してきた
水の神聖さ、生命における
多様な役割を再認識させる。 」