ろびんが落ち着かない。



今日は、いきなり留守番をさせるのが忍びなくて、

朝、ろびんを妹の家に連れていった。


「部屋にひとりぼっちにすると鳴いてる」


昼間、散歩に連れ出してくれた妹から、

メールが届いた。



かわいそうだ。


かわいそうだけど、何ともしてあげることができない。



昨日まで、兄妹犬と一緒にいたのに、

突然知らない家に連れてこられた。


家では、とにかく私の姿を求める。


出来るだけ私の近くにいようとする。


「ヒザに乗せてくれ」と訴える。



昨夜は、私のベッドに前足をかけて、

「ベッドに入れて」とせがんでいた。


私のベッドの近くに、ろびんのベッドを運んできて、

そこで寝かせた。


私もろびんも、眠れない。


そっと様子を伺うと、ろびんは、すぐにまた

私のベッドに足をかける。


わずか3時間ほど眠って、朝が来た。


私が起きると、ろびんもすぐに跳ね起きた。


とても眠いだろうに。



まだココは、ろびんにとっては、

安心しきって眠れる場所でない。



今、ようやく眠ったろびん。


チョッパーのラグの下には、

電気カーペットを敷いてあるのに、

少しでも私の傍にいようとするろびん。


私が、動くと、また目を覚ましてしまうろびん。



ろびん。


ここが、ろびんのウチなんだよ。


ろびん、がんばれ。



A Piece of Mars