A Piece of Mars



麦茶が美味しい季節です。



今は、1年中飲んでるけど、昔は、

麦茶って、「夏」のものだったような。。



麦茶って、茶葉を使っていないので、

厳密に言うと「お茶」じゃないそうです。


そう言われてみると、そうだ。。




私は、一時期、時代小説にハマって、

数年間は、そればかり読んでました。



本を読むと、「麦湯売り」という言葉がよく出てきます。


夏、路上で、麦湯、つまり麦茶を売る商売です。


江戸の町は、埃っぽかったといいます。

夏の暑さを和らげるために、商家や家庭では、朝に夕に

打ち水をし、通りを行きかう人たちは、喉が渇くと、

麦湯売りから一杯の麦湯を買い求める。


昔のことだから、今のように、キンキンに冷えたものが

飲めたはずもありません。


でも、そんなものでも、当時の人たちには、

「甘露」だったんだろうな、と思います。




家でもかつては、大きい薬缶で、煮出して

麦茶を作っていました。


そして、薬缶を、流水を当てながら、冷やす。。



いかにも、夏らしい光景だったと思います。




そんなことを思い出しながら、冷水用のティーバッグで

安易に作った麦茶、飲んでます。。