梅雨の冷たい雨の日に長男の車のエンジンルームに潜り込んで我が家に来たシャムミックスの小太郎は9歳になります。
2階の猫部屋とベランダが生活の場所。
木立と畑に囲まれた2階のベランダの手すりに乗り外を眺め、イノシシ、アナグマ、猿、野良猫が来ないか見張り、朝夕は屋根に登りパトロール。
甘えん坊で気の強いお嬢様猫まりんがいつも一緒。
まりんちゃんの猫パンチにやられ気味ですがいないと寂しい。
小太郎はとってもビビりでストレスに弱く、時々膀胱炎をおこすので療法食を食べています。
昨日の朝、朝ご飯を上げようとして小太郎のお尻に赤い血が着いているのを発見。
怪我をしたのか、舐めすぎて毛が抜けて出血したのかと思いました。
傷なのでばい菌が入ると大変なのでいつもの獣医さんに連れて行きました。
獣医さんに行って診察室に入る。
ビビりの小太郎はキャリイから出そうとすると抵抗して二人がかりでやっと出すことが出来ました。
まず、体重測定。
4、14キロで12月に予防接種に来た時より1キロ軽くなっていました。
獣医さんは小太郎のお尻を見て
「臭い袋の破裂ですね」
と言われる。
臭い袋?破裂
「破裂」ってたいへんなことだと心配になる
獣医さんの説明によると
猫や犬の肛門の横には臭い袋という臭いのもとになる袋が二つあって、いつもはウンチなどと一緒に排出される。
何らかの原因で排出できなくなり臭い袋に溜まり過ぎると破裂する。
猫のお尻に匂いの出る袋があって、それが破裂してしまった時に変わった匂いと出血が見られます。
肛門嚢の破裂といい犬や猫にはありがちなものだそうです。
猫の匂い袋とは?(ネットより引用)
まずはあまり知られていない、匂い袋の存在についてご紹介しましょう。
匂い袋の正式名称は肛門嚢と言います。
犬や猫の肛門を中心に四時と八時の位置についており、独特の臭いの肛門腺液を溜めます。
犬は定期的に絞ることで有名ですが、猫は興奮した時や排便の際に自然に排出されることが多く、絞る習慣もあまりないので、知らない飼い主さんも多いかもしれません。
よく猫同士がおしりの臭いをかぎあっているのを見たことがある方も多いと思いますが、この肛門腺液の臭いをかぎあっているのです。
犬や猫にはありがちと聞いて少し安心しました。
2週間効く抗生剤の注射をしてもらい消毒液を処方していただきました。
傷が治るのを待ち、2週間後に再診して薬を続けるか判断されるとのこと。
帰りに百均によって消毒液をスプレーする容器を買って帰りました。
小太郎は傷が気になるのか傷を舐めようとしたり、消毒してやっても、すぐ舐めてしまう。
舐めないように首にカラーをしてやればよいのだけれど、カラーを付けるのはストレスに弱い小太郎にはストレスになる。
消毒をした後は舐めないように暫く抱っこしたリ、様子を見ることにする。
傷口が化膿したりせず、傷が早く良くなることを願うばかりです