小太郎は8歳のシャムmixの男の子。
仔猫の小太郎は梅雨の冷たい雨の降る日に長男の車のエンジンルームに潜り込んで命を繋いで我が家に来ました。
家の周りに出没するイノシシ、アナグマ、狸、鹿、猿、野良猫を警戒しベランダと屋根の上から日夜パトロールを頑張る小太郎。
小太郎は5年前、尿道に尿石が詰まっておしっこが出なくなり入院したことがあります。
それ以後小太郎のご飯は尿路疾患用の療法食になりました。
小太郎は去勢手術はしていますが雄猫の習性のスプレーが治まらずよくスプレーします。
そのせいか年に1,2回膀胱炎を起こし病院で抗生剤の注射をしてもらいます。
小太郎はビビりで刺激やストレスに弱く、膀胱炎は体質や性格も関係するようです。
スプレーは決まった所にするのでおしっこシートが張ってあります。
シートに着いたおしっこで健康観察できます。
5日前の朝、何度もトイレに入っておしっこをしようとするのでまた膀胱炎が起きたと思いました。
次の日にはトイレに行く気配はなく良くなったようでした。
しかし、次の日の夜にまたおしっこをしようとして何度もトイレに入ったりスプレーをするのだけれどおしっこは出ていない。
また尿石が詰まったのではないかと心配でしたが次の日の朝イチで病院に連れて行くことにしました。
ビビりの小太郎は病院を察知してキャリーに入るのを嫌がるのでいつも長男と二人がかりでキャリーに押し込みます。
その日は長男がいませんでしたが一人で何とかキャリーに入れることが出来ました。
車に乗せると不安そうに啼く小太郎。
今年の1月にも膀胱炎で注射しに行ったので11か月ぶりの病院。
病院では外から触診した感じはおしっこは溜まっていないとのことでしたがをエコーを撮りました。
エコーではおしっこは溜まっておらず、膀胱の膜も厚くなく、心配な尿石も詰まっていないとのことでした。
おしっこを頻繁にするのは何か炎症があるのかもしれないということで、いつもの2週間効果がある注射をしてもらいました。
様子を見て良くならなかったらまた受診するということになりました。
今回は思ったより膀胱炎が悪くなっておらず早期発見でした。
小太郎は毎年12月に年1回の血液検査と予防注射をしてもらっているのでまた2週間後に病院に連れて行きます。