Text(テキスト)と一緒に Context(コンテクスト)もお忘れなく | frogtail inc. @アメブロ

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株式会社フロッグテイルはデザイン、翻訳、トランスクリエーションにより、世界で戦う日本企業を支援しています。
このブログでは主にスタッフのダグラスによる感想、体験談、無駄話を掲載しております。

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翻訳を発注する際に心がけておくと良いものが6つあります。
それは5つのWと1つのH。
Who(誰が)、What(何を)、Where(どこで)、When(いつ)、Why(なぜ)そしてHow(いかにして)が明確な原稿は良い翻訳の元になります。
全部とは言いませんが、これらが明確であればあるほど良いということです。

たとえば、これ↓は悪い例。

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日本語として間違いではないですよね。文法もOK。
でもだからと言って良い原稿ではありません。
5つのWと1つのHの内、Whatしか明確ではありません。犬。

犬を入れる?どこに?誰が?謎です。

このままの情報量ですと、翻訳者は「Put in a dog.」とか
「Put a dog inside.」等と訳すしかありません。ナンセンスですよね。

さて、もう少し情報が無いか探してみましょう。すると、なるほど、
「犬を入れる」は公園入り口の看板の一部だったんですね。

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このコンテクスト(Context: 文脈、前後関係)が分かれば、下記のように訳すことができます。

THE FOLLOWING ARE PROHIBITED IN THIS PARK:
に対して
DOGS だけで伝わります。更に意味合いを加味すると
PETS のほうがベターかもしれません。

断片的な原稿で翻訳を依頼する際、翻訳範囲外であっても翻訳部分のコンテクストを明確化させる要素は参照できるように残しておきましょう。