野菜刈り取られ…涙ぐむ園児 保育園の畑を大阪府が行政代執行
10月16日11時56分配信 産経新聞
第二京阪道路(京都市伏見区-大阪府門真市)の建設予定地に位置する北巣本保育園(門真市)の野菜畑を撤去する大阪府の行政代執行が16日早朝から始まった。保育園側は2週間後に近くの保育園と合同でこの野菜畑を使ったイモ掘り行事を控えており、職員ら約50人が「子供たちの野菜を奪わないで」と反対の声をあげたが、府は代執行を強行。園児らが育てた野菜を刈り取り、敷地の立ち入り禁止措置を取った。(省略)
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(後日見ましたら、アメーバニュース にもありました。そりゃ当然かw)
何気なくニュースを見ていて知りました。園児の気持ちを考えるとかなり腹が立つ。
さつまいもの成長具合とかよくわからないけれど、うちの近辺のいもほりは10月後半から11月だから、大阪もそう大差ないだろうに。お互いちゃんと話をして、イモ掘りは1週間早めて、代執行は1週間遅らせるくらいはしてもよかったんじゃなかろうか。。。
「府はこれまで誠実に交渉してきた。供用開始が遅れると通行料で6億、7億円の損害が出る。申し訳ないが理解していただきたい」(橋下知事)
とのことですが、たった1、2週間遅らせただけで6億7億の損害が出るわけ?ほんとに??信じられない。。。
この人、子供いるんだよね。子育て、してるんだよね?なんでこんなことができるんだろう。わからないなぁ。
この代執行、実際に現場に立って刈り取りをせざるを得なかった府の職員さんたちも、いやな気持だったろうに。橋本知事が決めたっていったって、実際に行動するのは現場の人たちじゃん。実際に、憤りに対峙したり、子供らの悲しい顔や泣き声に接するのは、現場の人たちだけじゃん。なんだかなぁ。
保育園も保育園だよ。万が一の事態を想定してなかったのかな。嫌だ!って言ってれば通ると思ってたのかな。
年長さんなんて、今年最後の収穫!のはずだったのに、この園の子たちは「悲しい出来事」って印象で終わっちゃうよね。親は親で憤ってて、その印象も強く残ってしまうだろうし・・・。
「作物は段ボールに入れられ、府が保管。園側の要望があれば返却されるという。」って、あのさぁ。ブツがあればいいってもんじゃないことくらい、わかってるよね。橋本知事も。
もう済んでしまったことをあれこれ言っても何も生み出しませんが、子どもたちの心を想像すると、やりきれないです。