プリン エピソードⅠ
一昨日、それはもう廃棄が出た。
廃棄というのは賞味期限があと数日で切れるという商品をお客様のお手元には届く事のないように、
お店の方で先に処理してしまうものを指します。
従って…………まだ充分食える(☆o☆)
他のお店では、というかうちのお店も本当は廃棄商品は食べてはいけません。本当は…。
しかし、そこはうちのお店。
守るはずもなく、みんなでビュッフェ状態で商品は次々に封を切られていきます。
まあどこのお店もそうだとは思うんですけどね。
まあここまではいつも通りなんですけど。
一昨日は違った。
何が違うかというと、
…やたら、プリンがある。
そうです、あの三つワンパックのありがちなプリンが、
ん~、そうですね。約20個程あったんです。
ですからプリンがワンパックに三つなんで、
3×20=60
60個のプリン達が僕たちの前で食べてくれという目で待っているんです。
僕等はまず一通りお弁当やおにぎりを食べました。(あ~、休憩ね)
しばらくおしゃべりをし (…あれ、休憩長いね。仕事はどうなってるんだろ?)
「やってらんないよね~」と愚痴を吐き出し (……う、うん、だから仕事は?)
「ってかスノボ行かない?」とプランを企て (………わかった、もういいや)
そしてようやく、
待ちに待ったプリンタイムです。
しかし、後に一つのプリンが僕たちに反逆をしてくることを僕達は知る事もなく…。
「プリンの逆襲」