その冬は、雪の多い年だった。
しんしんと積もっていく雪の中、
駅へ急ぐ人の波
たびガエルもその中にいた。
珍しく積もる雪に見とれる暇もなく、
周りの喧騒に身をゆだね・・・・・
ずさーーっ!!
目の前の女性がコケました。
豪快に、マンガみたいに、
見事にこけました。
マンホールの上で見事に滑りこけました。
あなたは、そんな姿を見て、
うわーっ
ないわー、
かわいそー、
あんなにならんように気をつけよ、
イヤー恥ずかしぬわー
・・・そんな目で見ています。
オレは、周りの反応にイラっとする。
「なんで助けない？」
そばに寄り、手を差し伸べ、
ずさっ！
二人でこける。
（マンホール凍ってるんだもん）
あなたは、
うわー、
助けにいって、一緒にこけたー！
マジかっこ悪い～。
私はああならないように気をつけよーー(≧▽≦)
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さてさてさーて、たびガエルです。
※これ実話です。
あなたは
【雪の日に転ぶと恥ずかしい】
そして、
【しゃしゃり出て、助けるともって恥ずかしいことになる】
そして
あなたはスキル『心の縛り』を習得しました。
【スキル：心の縛り】
人込みでこけると恥ずかしい思いをする。
助けに来てくれても断ろう。
を無意識に身につけ、
そのスキルを
【スキル：心の縛り】
「失敗しても、人に頼らないほうがいい」
恥ずかしい思いをするから
に進化させます。
そうやって、自分で自分を縛っていきます。
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または、人によっては
【スキル：心の縛り】
人前で転ぶのは恥ずかしいこと。
↓
『失敗するのはダサい』
失敗しないように、
雪の日は、長靴はいて、
いや、雪の日はそもそも外に出ないほうがいい。
って、失敗をしない一番の方法
【雪の日は何にもしない】を見つけ出します。
こうやってあなたは、
人前で転ばないように、転ばないようにと
これから生きて行くわけです。
人前で
【失敗しない、失敗してはいけない人生】
のスタートです。
失敗しないために
『やりたいのにできないんです。』
『ステキな自分に変わりたいんです。』
『早く気づきたいんです。』
『言われていることはわかるんですが…』
って言いますが、
それやっちゃうと、
失敗するかもしれないし、
恥ずかしい思いするかもしれないし、
『やらないほうがいいよね。』
これがホンネ。
ホンネは、
『やりたいわけでもなくて』
『変わりたいわけでもなくて』
『気づきたいわけではなくて』
『わかりたいわけでもなくて』
『やりたくない』んだよね。
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イヤイヤ、
これ最強。
こーやってあなたは
自分の心を縛っていきます。
一歩も動けないように。
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そもそも始まりはどこからだっけ？
転んでる人を見て、
あちゃー、恥ずかしっ！
ありゃー、助けても恥ずかしいんだ！
からが縛りの始まり。
縛りを解くには、
簡単、簡単♪
雪の日だもんコケるよねー(≧▽≦)！
助けに行ってかっこよく助けよ………
コケるよねー(≧▽≦)！
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失敗を笑える人って
『失敗しても大丈夫な自分』
になっていきます。
失敗を恥ずかしいと思う人って、
『失敗を隠す自分』
になっていきます。
まとめると、
『失敗してもいい』って自分に思えることです。
自分にそんなところがあってもいいんだって許してあげる事です。
あなたが、あなたを縛っているものは、
あなたが自分に禁止しているものです。
禁止しているものは、
『こうするべきでない。』
『こうあるべきだ』
です。
あなたの
心が自由になっていくのは
あってもいいよねー。
ってゆる～い自分が
いてもいいよね～
って笑いながら言える時です。
