依存とは
モノやヒトに
『自分が在るということを依りかかる』ことで、
「依りかかることで、自分の存在がある」ことを確認している事
言いかえれば、
『自分の存在を認めるために、他人やモノが必要で、
依りかかる他人やモノがないと、自分の存在が脅かされる』気がする。
自分が在るという証明を、自分以外の何かに依りかかる。
その根底にあるのは、自己否定。
自分を認めたい
誰かに認められたい
思ったことを言いたい。
人の言うことが気になる。
やりたいことで生きていきたい
人に何か言われるんじゃないかと怖い
自由に生きたい
仕事がやめられない
幸せになりたい。
好きでもないのに別れられない
子どもと笑ってい過ごしたい
愛しているのに怒ってしまう。
しんどい時は助けて欲しい
私は頑張らないといけない
頼りたい
弱いと思われたくない。
自分を否定することから
存在の否定が生まれる。
存在の否定から
悩みが生まれる。
悩みから
存在許可を得るための行動をとるようになる
存在許可を得るための選択
それが、
役割を演じる
思ったことを言わない
逆らわない・従順でいる
いい子でいる(親の言うことを守る)
ガマンする
そういう自分でいると、
認められる気がする
愛される気がする
必要とされる気がする
やりたいことやっている気がする
これは一時的なもの。
なぜなら、他人に自分の存在を預けて、任せているから。
ひとことで言うなら、
他者からの承認
これが、自分の存在を証明してくれる唯一無二ものになる。
(一番落ち着くってことかな)
もっと他者からの承認が欲しくて
もっと存在の証明が欲しくて
もっと存在許可が欲しくて
我慢する
言いたいこと言わない
いい人を演じる
イヤなことされても笑っている
ケンカしない
世間や常識っぽいことに合わせる
これでいいんだと自分を正当化する
次に、
自分の存在許可をくれるヒトを探す(無意識に)
そして
相手からの承認が得らそうな行動をしていく。
自分は気持ちややりたいことは置いておいて。
結果
相手に支配される
相手が正解だと思う事が自分にとっても正解
相手が答えだと思うことをいつも探し出す。
それが世界の正しさ・答えと思う。
これが依存。
自分の在るをヒトモノに依りかかること。