スティーブ・ジョブズ 危機を突破する力/竹内 一正

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1 処理をするな。「解決せよ」

2 カネ不足より「夢不足」を補え

3 対立でなく「両立」を選べ

4 近道は疑い、遠路を信じよ

5 やめるな。だが変えろ

6 自分に問え。答えがある。


ジョブズのアップル創業、そしてそのアップルからの追放、次に作ったネクスト社での困難、アップルへの復帰、そして現在のジョブズなど、ジョブズの苦悩から成功まで様々な場面におけるジョブズのノウハウを6つに分類することで、ジョブズの危機突破力は何によるものなのか。それを紐解いてるといったところです。


危機突破力とは言いましたが、なんというかジョブズの製品にかける情熱やスタンス、またジョブズに「あんたはバカだ」と言えるほど自我を持ったアップル社員の獰猛さ、アップルという会社の特質などについて書かれています。アップルの社員は全員肉食系であり、草食系、肉食系という言葉が著書中ではよく使われますw


ipodにはなぜ電源ボタンがないか、楽曲ネットストアが成功した理由、今のiTunesに至る経緯などについても言及されてて興味深かったです。




結果から言えば、読んで良かったです。もちろん、最後に読まなきゃ良かったと思うような本は全部読んだりしないけど、この本はもう一回読む価値もあるかなと思えました。

ジョブズの身の回りの事だけでなく、ベンチャー企業と大企業の長短や新入社員のあり方、めんどくさい上司との付き合い方など、幅広くビジネスに関して書いてありました。この本は確かにビジネス書であり、新入社員向けの本なのかもしれませんが、それでも自分に置き換えて考えれる部分もあり、有益だったかなと思います。









レビューって、どうすればいいかわからないな(^^;)