水取り象さんなど、水分をジワジワ吸収していくタイプでは、室内の湿気は解消されないのでは?守りではなく攻めてかないと!!とタカ派の議員の意見が噴出、緊急首脳会談が開かれ、即決即時履行で除湿機の購入及び導入が検討され、その日の夜にネットで大体の相場等をチェックし、大型量販店へ出向いた。もはや一刻の猶予も許されない事態へと展開していくのであった。このクソ忙しい時期に(笑)。
なるほど、この冬は湿気というよりも花粉症シーズンなため、除湿機よりも空気清浄機が販売フロアの大半を占めている。店員さんに聞くと、やはり新製品などは4月以降からで、メインは梅雨の前、ということになる。わかってないねえ、マンションに住む人が多い世の中、冬の結露こそズイマーでしょ!
ま、仕方がない、事態は急を要するので、現行で販売している中で、冬でも安定した除湿ができるというデシカントタイプを購入した。2万弱なり。
自宅に戻り、まずはリビングでスイッチオン。しゅごーっと、あのターボ加給の時みたいな音がして空気を吸い込んで、脱水みたいに水分を搾り取るのか思ってたが、そうじゃない。なんか、なんとも頼りない生暖かいそよ風が出てくる。ん?ドライヤーの弱風みたいな感じだ。
・・・、えっとぉ、どーゆー仕組みで除湿されるでしょうねぇ?まさか風を当ててそれで乾かす~、みたいな??説明書をみると、洗濯物及びクローゼットの中を乾かす等に使うときはそうらしい。では室内をただ単に除湿したいばやいは??
どうも側面にフィルターがあり、ここを介して空気を取り入れ除湿した空気を噴出し口から出してるらしい。時折、ピチョンとかチャンプンとか水の落ちる音が聞こえてくるから、確かに除湿してるらしい。とりあえず、まぁ、これでなんとか除湿してみてくれって感じだ。同時購入した湿度計をみると湿度は60パーセント。う~む、高いねぇ。とりあえず、明日の朝、再度モニタリングすることにした。
そして朝。なんだか起きる直前に見た夢は、皮ジャンの側面がカビてて、気がつかずそれを着ていたってやつだった。よっぽどカビがイヤなんだな(笑)。思えばカビ臭、周りのみんなが気がつかなくても、自分には感じることが多かったので、カビセンサーは自慢できるなと思ってただけに、これは精神的にショックだったに違いない。
では朝のクローゼット内の湿度チェーック!
・・・悶絶しそうな数値を示していた。湿度70パーセント。おいおい、稼動前より上昇してるやん!どーいうことなのだ??事態は予想以上に深刻であることが判明。バイオハザード2へ続く。