SLS | FrogRoad

SLS

今日は写真は無いです。。。。。


昨日は、仔ガエルが見事に上陸して最高のクリスマスになりました。
さて、このブログを読んでくださっている方の中に「あれ?オタマって二匹いなかったっけ?」って思っている方もいると思います。 
実は、もう一匹のオタマは無事にカエルになれない運命でした、、、、。



詳しい方は、ここまで書けば察しは付くと思いますが。。。。。。。


二匹目のオタマはSLS(Spindly Leg Syndrome)と言う病気(症候群)なのです。






SLSとは、陸上に産卵するタイプのオタマジャクシが患う宿命のような症候群です。
症状としては、前足が細く短い状態から発育せずに機能しなくなりたとえ上陸できたとしても、カエルとして生きていく事は出来ずに死んでしまいます。
また、前足が小さい事から、体内に収まったまま生えてこない事も珍しくないようです。
要は足に起こる発育不全です。
後ろ足に異常がある場合もあります。


そして、やっかいなことにこの症候群は、原因、予防法は解っておらず現在助ける手立てがありません。


その傾向が薄々感じられていたのですが、信じたくなかったので今まで書きませんでしたが、さすがにもう間違いないので記事にしました。。。。
二匹のオタマが一匹SLSと言う事は今の所2分の1ですが、10個の卵から生まれた10匹のオタマがすべてSLSだったという例もあるらしいので、二匹しかいないオタマが一匹でもカエルになった事は運が良かったとも思えてしまいます。



かわいそうな運命を背負ったオタマジャクシを写真にして載せるのは不憫なので今日は写真は無しです。 


いまだに池のなかで、前足が出ないまま暮らしています。
しかも、とても元気なので余計に悲しくなります。
もう模様がハッキリ出ているのに前足が出ていないオタマジャクシ。。。。。


元気なうちは最後の日まで餌を与えて、出来るだけ生まれてきた命を大切にしようと思います。


ヤドクガエルを飼育、繁殖する上でSLSは避けられない事なのだと痛感しました。。。
この宿命的な症候群を受け入れないとヤドクガエルの繁殖はできません。
無事にカエルになれた仔を気合入れて育てようと誓いました。


長文失礼しました