しかも、初東京。

初演星組は、村に何度も観に行った。
たしか、はじめて1列目だった回もあったので、かぶりつきで観た。
銀橋では、目の前で二人が演じるから、こちらが照れたくらい。
ほぼ毎週行ってたなぁ。
で、宙組はいつぶりかな。ファントム?
ちょっと縁がなく、観てなかった。
新生、花組時代は知ってたけど、宙組で見てもしっくりくる。
宙っぽい。
もう一人、星組時代観てたけど、こちらも宙がしっくりくる。っぽい。
銀橋がある劇場も久しぶりで懐かしかったけど、指揮者も懐かしいミサキ先生だった。
ここでお目にかかれるとは。
たしか、12年前の初演は、キムラ先生と同じようなスキンヘッドの指揮者の先生だったと思うけど。
もうちょっとドンドコ、ズンズンと響くオケだったらな、と思う。
強弱というか、劇場を呑み込むような音を12年前には感じてた。
ドラとかもっと迫力あったのになぁ。
では、感想。
やっぱり、どうしても比べてしまう。
比べようと思わなくても、音が鳴ってセットが現れたら当時のキャストが頭に浮かぶ。
今思うと豪華なキャスト。
あの頃、アツいメンバーやったなぁ。
今回観て残念だったのは、衣裳が上から下までゴールドなところ。
ノバ ボサか?
白とか青とかもうちょっと配色があってもいいのに。
眩しいというより、逆に薄い印象。
セットももっと土臭くていい。
演者ももっと土臭いほうがいい。
暑苦しいくらいに。
スゴツヨ。
耳に残る。そうやったそうっやった、と思い出した。
ウメちゃんいたなぁ。
凱旋がめちゃ良かった。
今回の指定席は2階最前列だったので、めちゃキレイに見えた。
ラダメス登場がホンとに誇らしかった。
ラダメスは、本人の捉え方とか演じ方とか全然違ってた。
再演とはいえ、ラダメスの印象がこうもかわるとは。
やさしくて、慈悲深い。
登場だけで吸引力がある。
ウバルドは、こちらも吸引力がある。
黒塗りやけど、スマートな印象。
王家の一族という品も見えた。
次の公演でTOPと並んだらどう見えるのか。
で、申し訳ないけど、ヒロインどこ?
エチオピアの中で埋もれてしまっている。
いくら囚われの身でもヒロインだったらもうちょっと髪型とか、ちょっとした小物もこだわったらいいのに。
もったいないなあ。お披露目やのに。
逆にアムネリスは、しぐさや衣裳のさばき方や、姿勢が良かった。
歌は何ヵ所もヒヨコ入ってたけど。
芯が強い中にもエジプトの王族という誇りが見えた。
専科のお二人は、12年前のギラギラした感じは、さすがにないけど、グッとしめてくださってる。
新生宙組に重厚な、不動なフィールドを敷いてくださってるような。
フィナーレも懐かしい。
振りまで覚えてる。
デュエット楽しみにしてた。
超高速回転!
スゴい。リフトの後、相手とお互いに支え合う感じだった。
ふらつく間もなく銀橋へ。

やっぱり良い作品は再演されていく。
梅芸にも。
でも客寄せ作品にはしないでほしいな。
キムシン先生作品なら、暁のローマも観てみたい。