ゲイ占い師 豫 空潤です。
少し前のオンライン鑑定です。
ノブヒコさん(仮名・40代ゲイ男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。
ノブヒコ「転職したいのですが……」
僕「具体的な転職先候補は決まっていますか? たとえば①A社・②B社・③今の職場に留まる の3者択一でタロット占いできますが……」
ノブヒコ「転職先候補は、まだ……」
僕「それなら、①同業他社・②全く別の分野の他社・③今の職場に留まる の3者択一でも……(可能)」
ノブヒコ「できれば転職したくないんですが……」
僕「転職したくない? 転職したい?」
ノブヒコ「14年前に、1度転職してるんです」
僕「現在は2度目の就職先なのですね?」
ノブヒコ「新卒で入った会社は、地元では有名なところなんですが、大きいところだけに出世競争が激しくて、どの上司についていくか? (上に)引き上げてもらうか? が、大事なんです。それで、毎晩のように派閥で飲み会があって……」
僕「ゲイとしては、働きづらい会社ですね?」
ノブヒコ「そうなんです。毎晩一緒に呑んでると、プライベートな話題になるじゃないですか? で、『彼女は?』『結婚は?』って聞かれるんです」
僕「答えたくないですね?」
ノブヒコ「でも、周りが全員、プライベートを明かしているのに、僕だけ秘密主義ってわけにはいかない。で、適当にごまかしていると『彼女なし』『童貞』って言われるようになり……『女を紹介する』とか『風俗行こう』ってなったんです」
僕「困りましたね」
ノブヒコ「ところが、ある日を境に、急に誰からも『彼女できたか?』って言われなくなり……」
僕「社内セクハラ研修でもあったのですか?」
ノブヒコ「飲み会も誘われなくなったんです」
僕「まさか……」
ノブヒコ「おかしいな……と思っていたら、ある上司から『変な噂が立ってるぞ。付き合いよくしろ。人の厚意は素直に受けろ』って忠告されて……」
僕「ゲイの噂が立ったってことですか?」
ノブヒコ「他の人に聞いても、誰もハッキリとは言いません。でも、当時、飲み会で責められた後、ストレス解消したくて、ひとりでゲイバーで呑み直してたんです。盛り場のど真ん中のゲイバーなので、誰かに(出入りを)見られたのかもしれません」
僕「そこを確認したわけではない……?」
ノブヒコ「確認してませんが……急にみんながよそよそしくなったので……きっとそうだろうと確信しました」
僕「それで、最初の会社を退職した?」
ノブヒコ「はい。失業保険金もらいながらハローワークに行き、今の会社に就職しました。最初のとは比べ物にならないほど小規模なところです」
僕「出世競争とか派閥呑み会とか、ないのですね? 楽でいいじゃないですか?」
ノブヒコ「給料は激減しましたが、のんびり働けるので、イイと思ってました……」
僕「でも、転職したい?」
ノブヒコ「この春、中途採用で入ってきた後輩が、前の会社で一緒にいた男性なんです」
僕「顔見知り?」
ノブヒコ「入社時期も派閥も違いますが、お互いに顔も名前も知ってます」
僕「その後輩の反応は?」
ノブヒコ「僕がいると思わなかったみたいで……ちょっと驚いてました」
僕「その後輩は、ノブヒコさんのゲイの噂を知らないのでは?」
ノブヒコ「それを……占って欲しいんです」
僕「今年の4月に中途採用で入社してきた後輩が、ノブヒコさんのゲイの噂を知っているかどうか?」
ノブヒコ「そうです。知っていたなら、僕は転職したいです」
僕「その後輩の名前と生年月日は?」
ノブヒコ「ミチナオ(仮名)です。生年月日はわかりませんが……38歳です。奥さんが看護師で、子どもの保育園に交代でお迎えに行かなければならなくて、転職してきたって……」
僕「その情報は、ミチナオさんから聞いたのではなく?」
ノブヒコ「人事担当の人から聞きました」
僕「プライベート情報ダダ洩れですね?」
ノブヒコ「小さい会社なので、あっという間に広まるんです」
僕「そういう会社で、ノブヒコさんのゲイの噂が出たら……?」
ノブヒコ「もう、会社には行けません。中途採用組の1人がLGBT研修受けたことあって『(LGBTは)100人に2~3人いる』って話したら、上司が『うちは30人もいないから0人なんだな。よかった』って……」
僕「『0人でよかった』って……ひどいですね」
ノブヒコ「僕がいるんですから、0人ではないんですけどね。そういう会社なんで……また噂されたら、辞めたいです」
僕「では4者択一タロット占いしましょう」
★ミチナオさん(38)は、ノブヒコさんのゲイの噂を知っているのか?
①ミチナオさん(38)は、ノブヒコさんのゲイの噂を知らない。
②ミチナオさん(38)は、ノブヒコさんのゲイの噂を知っているが、言いふらすことはない。
③ミチナオさん(38)から、ノブヒコさんのゲイの噂が社内に広まり、いたたまれなくなる。
④ミチナオさん(38)から、ノブヒコさんのゲイの噂が社内に広まるが、ノブヒコさんには影響ない。
ノブヒコ「②の可能性は少ないと思います。④はあり得ないです。噂が広まったら、きっと誰も僕に話しかけてきません」
僕「それも含めて、タロットカードに聞いてみましょう」
ノブヒコ「……わかりました」
★ミチナオさん(38)は、ノブヒコさんのゲイの噂を知っているのか?
〇現状カード
↑「剣の2」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
目隠しして剣を持つ女性。危険です。まずは、よく見なければなりません。思い込みは危険です。
①ミチナオさん(38)は、ノブヒコさんのゲイの噂を知らない。
↑「剣の8」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
目隠しして剣の中に立つ女性。危険です。まずは目隠しして、よく周囲を見るべきです。
↑「剣の小姓」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
廃墟になった城を見る兵士。作戦や駆け引きを表しますが、リバース(逆さま)なので、駆け引きは意味がないということ。
②ミチナオさん(38)は、ノブヒコさんのゲイの噂を知っているが、言いふらすことはない。
↑「金貨のキング」正位置。
上司は、仕事第1主義。仕事さえきちんとしていれば、何の問題もありません。
↑「ワンドの8」正位置。
まっすぐの棒が8本揃ってます。何も心配はいりません。
③ミチナオさん(38)から、ノブヒコさんのゲイの噂が社内に広まり、いたたまれなくなる。
↑「カップの6」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
過去に学ぶことはありません。以前とは違うのです。
↑「剣の4」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
倒れている男性ですが、剣は刺さってません。
「思い込み」から抜け出すべきです。
④ミチナオさん(38)から、ノブヒコさんのゲイの噂が社内に広まるが、ノブヒコさんには影響ない。
↑「カップの3」正位置。
カップを掲げて集う女性達。
女性を中心に、確かに話は広まるでしょう。
↑「愚者」正位置。
「何もない」という0番のカード。この絵の愚者は、毅然とした若者です。
深堀りしなければ、何もありません。
僕「②と④によいカードが出ました」
ノブヒコ「②ミチナオは、僕のゲイの噂を知っているが、言いふらすことはない。④ミチナオから、僕のゲイの噂が社内に広まるが、影響ない。そうなんですか?」
僕「昭和の頃は、同性愛=変態精神病でした。今でも本音では、そういう感覚を持っている人もいます」
ノブヒコ「そうです。人間の本質は簡単には変わりません」
僕「でも、世の中は確実に変化しています。LGBTだけでなく、多様性という言葉もずっと言われ続けています。それぞれの違いや個性を尊重しなければならないという流れは、後戻りしません」
ノブヒコ「ミチナオは、僕のゲイの噂を知っているが……今の社内では話さない?」
僕「もしくは、話したところで、ノブヒコさんに影響はないのです」
ノブヒコ「でも……」
僕「今の会社は、派閥単位の飲み会はありますか?」
ノブヒコ「派閥というか、独身女性達は数人で飲食しているようです。あとは、会社全体での歓送迎会などです」
僕「以前の会社とは、随分違うじゃないですか?」
ノブヒコ「そうですが……。ゲイへの嫌悪感は……(残っている)」
僕「あまり大きくない会社で、ノブヒコさんは14年間勤めている……欠かせない戦力なのでしょう?」
ノブヒコ「仕事が合理的にはかどるように努めてきたつもりです。社長や専務からも褒めてもらいました」
僕「だったら、プライベートで誰を愛そうが、関係ないでしょう」
ノブヒコ「だといいですが……」
僕「ミチナオさんの入社で、ノブヒコさんにマイナスの影響が出ることはありません」
ノブヒコ「そうなんですか……安心しました。40過ぎての転職は、さすがに不安なので……」
僕「最終アドバイスカードを出しましょう」
〇最終アドバイスカード
↑「ワンドのエース」正位置。
「仕事」「行動」の象徴。「エース」は「始まり」です。
僕「会社では、仕事のことだけ考えればいいのです」
ノブヒコ「仕事だけ……なんですね?」
僕「何か、(他に)あるのですか?」
ノブヒコ「実は、前の会社にいた時、ミチナオをかわいいなと思ってました」
僕「ミチナオさんは、14年前は24歳。入社して2~3年目? でも、今は38歳で既婚・子持ちですよね?」
ノブヒコ「確かに(ミチナオは)少し太って、フケましたけど……まだかわいいところがあるんです」
僕「残念ですが、ミチナオさんのことをこれだけ占っても、恋愛に関するカードは1枚も出ませんでした」
ノブヒコ「そう……ですよね。そもそも、同僚をそういう目で見るべきではないですよね」
僕「ノンケ(異性愛者)に期待しても、何もないですね」
ノブヒコ「わかりました。ありがとうございました」
僕「こちらこそありがとうございました」
さて、今日のソラ・ブスカ・タロットです。
↑「コインの2」正位置。
コインの中の横顔は同じ方向を向いています。2人の協力関係を表します。
↑「コインの7」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。
大きなコインが7枚もあるのに、若者は下を向いています。見つめる鳥も「何が不満なのか?」と言いたげです。
2枚を合わせ読むと、
あなたは身近な人と十分にうまくやっています。
しかし、すべてがあなたの思い通りになるわけではありません。それは自明の理です。
落ち込む必要はないのです。
↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。














