ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

少し前のオンライン鑑定です。

 

タケハルさん(仮名・70代男性・地方在住)のプライバシー保護のため、多少変更しています。

 

タケハル「昨年、妻が病死しました」

 

僕「ご愁傷様です。おひとり暮らしになったのですか?」

 

タケハル「そうです。2人の子どもは他県で家庭を築いてます」

 

僕「お寂しいですか?」

 

タケハル「いえいえ。まだ現役ですから」

 

僕「お仕事をなさってる?」

 

タケハル「理髪店をやってます。近くに安い床屋ができたので、売り上げ激減ですが……手を動かしていればボケ防止になるというので、続けてます」

 

僕「理容のお仕事は、長く続けてらっしゃるのですか?」

 

タケハル「56年目です。半世紀以上ですよ」

 

僕「凄いですね。いろいろおありになったでしょう?」

 

タケハル「ありましたね。特に修行の頃は辛かったですね」

 

僕「養成学校に行くんですね?」

 

タケハル「そうです。学校自体はいいのですが、帰ってから店の雑用をして、閉店後もいろいろあって……」

 

僕「修行の頃のタケハルさんは10代?」

 

タケハル「15~6歳です。中卒で入りましたから……」

 

僕「そうなんですね」

 

タケハル「5人兄弟の5番目で、実家が貧しかったので……高校は諦めろって言われたんです。で、せめて専門学校に行けるところを探したら、今の店の親方が働きながら行かせてくれるってことで……」

 

僕「お給料をもらいながら、学校に行けた?」

 

タケハル「そうです。しかも、住み込みですから、家賃無し。食費も光熱費も無し。父が病気でしたから、給料の半分を仕送りしてました」

 

僕「孝行息子ですね? 56年前に修行から入っていた理容店を……親方から引き継いで……?」

 

タケハル「親方夫婦には子どもがなかったので……最終的に私が養子になり、相続しました」

 

僕「それは……よかったのですね?」

 

タケハル「今となれば、幸運でしたね。でも、修行の頃は逃げ出したいと思ってました」

 

僕「辛かったんですね?」

 

タケハル「理容師の修行自体も厳しかったですが……」

 

僕「56年前ですから、親方はすぐに手が出る男性?」

 

タケハル「いや、殴られたことも蹴られたこともないです。口でダメだしされただけです」

 

僕「そうなんですね。住み込みというと、掃除や洗濯・炊事もやらされた?」

 

タケハル「それは当然です。免許がなければ客の髪は切れませんから。床を掃き、タオル類を洗濯して干し、自分と親方の食事を作る……それを毎日やりましたが、それは大した苦ではありません」

 

僕「修行時代、1番辛かったのは?」

 

タケハル「夜……ですね」

 

僕「夜? 住み込みですよね?」

 

タケハル「閉店後、片づけしてから親方と夕飯を食べ、店に風呂はないので、2人で銭湯に行くんです」

 

僕「それで?」

 

タケハル「その後、店の上にある6畳間で親方をマッサージするんです」

 

僕「親方さんは1日立ち仕事ですからね。当時、何歳ぐらいの親方だったんですか?」

 

タケハル「親方は50歳手前でしたね。で、そのマッサージ……親方は全裸になるんです」

 

僕「全裸で? 風呂上りで暑いから?」

 

タケハル「……全身を揉まされました」

 

僕「親方さんって……もしかして……?」

 

タケハル「ゲイです。当時はホモって言いました。だから、尻や腿の付け根を念入りに揉むように私に言うんです」

 

僕「裸の状態で……尻や腿の付け根って……」

 

タケハル「マッサージだけなら何てことないんです。でも、だいたい、親方のが途中で元気になってくる……」

 

僕「え? 直接触ってないのに? 50歳近い親方……元気ですね?」

 

タケハル「そうなると、親方が『交代だ』って言うんです」

 

僕「今度はタケハルさんが親方にマッサージしてもらう? 15~6歳ですよね?」

 

タケハル「そうなんです。凝ってないからって断ってもダメなんです」

 

僕「全裸で?」

 

タケハル「そうです。私も全裸にされて、体中揉まれて……っていうより撫でられ、さすられるんですよ」

 

僕「親方がゲイって言ってましたよね? もしかすると……?」

 

タケハル「はい。そのまま、私はやられちゃうんです」

 

僕「どこまで……って聞いてもいいですか?」

 

タケハル「口と手でイカされます」

 

僕「令和の今なら、未成年への性被害。刑事事件ですよね。抵抗できなかった?」

 

タケハル「理容学校から帰ると……今夜は逃げよう、親方に『やめてください』って言おう……って考えるんです」

 

僕「でも、言えない?」

 

タケハル「家賃も食費もとられず、理容学校の費用も出してくれて、少しだけど給料もくれる……。中卒の他人の子どもにそこまでしてくれるところは、当時なかったんです」

 

僕「……」

 

タケハル「親方自体も、教え方は厳しいけれど、丁寧で優しくもある。夜のマッサージ以外は不満ないので……なかなか言い出せないんです」

 

僕「……」

 

タケハル「で、親方のマッサージを終えた時点で『俺(マッサージ)は要らないです』って言おうと、いつも思うんですが……」

 

僕「親方がそれを許さない?」

 

タケハル「親方が『疲れが明日に残るとダメだ』って、その時だけ、親方は強引なんです。私の服を脱がせて、うつぶせにさせて……」

 

僕「親方のマッサージが始まると……もう逃れられない?」

 

タケハル「ですね。親方が馬乗りになってきますし……マッサージ自体は気持ちいいんです。で、毎晩、されてしまうんです」

 

僕「当時のタケハルさんは15歳? 性体験はない?」

 

タケハル「もちろんです。女の子への片思いだけです。親方の熟練技術に、いつも秒殺されてました」

 

僕「延々と続くよりは、よかった?」

 

タケハル「いや……1回イっても、離してくれないんです。2回目終わって、やっと……」

 

僕「そうなんですね。タケハルさんは女の子が好きなノンケ(異性愛)でしょう? 辛かったですね?」

 

タケハル「私がイカされるだけなら、まだよかったです。目をつぶって耐えていれば、終わりますから……」

 

僕「親方がゲイってことは……親方のも?」

 

タケハル「口に入れられるのは……気持ち悪かったですが、だんだんと慣れました」

 

僕「お尻の方は……?」

 

タケハル「そこは……全力で拒んだので……無理強いはされませんでした」

 

僕「さっきも言いましたが、今なら立派な犯罪ですよね。誰かに相談できなかったのですか?」

 

タケハル「相談できる人はなかなかいなかったですね。理容学校の同級生は女子が多かったし……私みたいな住み込みはほとんどいなかったし……」

 

僕「ご実家に帰った時に、ご両親とか……?」

 

タケハル「盆暮れに実家に帰る際に、親方はいろいろ持たせてくれるんですよ」

 

僕「ご両親へのお土産?」

 

タケハル「そうなんです。商店街の一角にある理容店なんで……近隣のお店からいろいろいただくんです」

 

僕「お菓子とか果物とか?」

 

タケハル「そうです。米や牛肉も。そういうのを、親方は私に持たせてくれる」

 

僕「実家のご両親は親方さんに感謝……ですよね? とても性被害を相談できない?」

 

タケハル「そうなんです。でも、1番上の兄の家に行った時には相談しました……」

 

僕「お兄さんは何て?」

 

タケハル「兄は、とっくに成人していたんですが……『目つぶって、相手が女だと思え。トルコ風呂(現在のソープランド)と同じだ』って……」

 

僕「お兄さんがそう言った? どう思いましたか?」

 

タケハル「そうか、風俗嬢にしてもらうために、世の中の男は金払うのか……って自分を納得させるしかありませんでした」

 

僕「してくれる相手が大事ですけどね。50歳のおじさんなら、ノンケ男性は断りますが……。その行為はどれぐらい続いたんですか?」

 

タケハル「3年……いや2年半ですね」

 

僕「とうとう、タケハルさんが『やめてくれ』と言った?」

 

タケハル「いえ、親方が体調崩して……。短時間しか働けなくなったんです」

 

僕「短時間だけ? あとはタケハルさんがひとりで?」

 

タケハル「理容学校卒業して免許とったばかりでしたから、仕事的には大変でしたが……」

 

僕「夜のマッサージがなくなったので、精神的には楽になった?」

 

タケハル「そうなんです。閉店時に親方が会計を閉めに来るんですが、そのまま帰ってくれるんです」

 

僕「ほっとしますね?」

 

タケハル「解放感ですよ。ひとりで銭湯行って、定食屋で夕飯食って……自由を満喫しましたね」

 

僕「当時17~8歳? お酒は飲めないですよね?」

 

タケハル「でも、呑みに行ってました、ゲイバーに」

 

僕「ゲイバー? タケハルさんはノンケ(異性愛)ですよね?」

 

タケハル「親方に2度連れて行ってもらっていたので……そこしか飲み屋を知らなかったんです。安く呑めるってわかってましたし……」

 

僕「10代でゲイバーに行くと……モテるでしょう?」

 

タケハル「正直言って、モテました。でも、オジサンは懲り懲りでしたから」

 

僕「ゲイバーでは最年少でしょう?」

 

タケハル「年の近い子はいましたから……。少し年上でも、かわいい美少年に見える相手を選んで……」

 

僕「女の子に関心なかったのですか?」

 

タケハル「ありましたよ。でも、女の子って、金かかるじゃないですか? デートプランも立てなきゃならない。面倒くさいんですよね」

 

僕「男の子は簡単?」

 

タケハル「相手が年上なら、おごってくれるし、デートプランも要らない。2人で呑んだら、理髪店の上に連れ込むだけです」

 

僕「相手が若い子だから……(よかった)?」

 

タケハル「その頃になって、親方を不憫だと思いましたね」

 

僕「不憫?」

 

タケハル「親方の若い頃は戦争で、軍隊は恋愛も不自由、ホモ(ゲイ)なんてもってのほか……。復員後に床屋の修行して、無理やり結婚させられ……。でも、親方は女とはできない。ゲイバーで時々遊ぶも、奥さんがいるから、ある程度しかできない……」

 

僕「戦前・戦中・戦後のゲイは、そうだったんですね?」

 

タケハル「そんな時に、親方の前に15歳の少年が現れ、毎日2人きり……手を出したくなりますよね」

 

僕「親方を許す気になった?」

 

タケハル「親方は私を息子のようにかわいがってくれた……。そうか……こういう気持ちだったのか……と」

 

僕「その気持ちを親方に伝えたりはしない……?」

 

タケハル「20歳で親方夫婦の養子になり、24歳で見合い結婚しました」

 

僕「タケハルさんは……バイセクシャルということですか?」

 

タケハル「そうですね。親方が癌になったので、安心させたかったんです」

 

僕「親方は、結婚するタケハルさんに何て?」

 

タケハル「『お前は、道を踏み外すなよ』って……。誰のせいで道を踏み外しそうになったんだ? どの口が言う? って感じですが……(笑)」

 

僕「親方の親心でしょうね」

 

タケハル「親方の言葉を肝に銘じました。私の結婚式の2か月後に親方は死んだんです。それから、私は妻ひとすじで来ました」

 

僕「男性にも女性にも、よろめかなかった?」

 

タケハル「気持ちはよろめいてましたよ。ゲイバーにもたまに行ったし……。トルコ風呂も体験しました。でも、愛人はつくらなかった……」

 

僕「トルコ嬢の行為と親方さんからされたことを比べたりしたんですか?」

 

タケハル「親方の方が熟練でしたね」

 

僕「男性の方がポイントがわかりますからね」

 

タケハル「そうですよね。今度は、私が熟練の技を美少年に発揮したいんです」

 

僕「奥様亡き後は独身ですから……」

 

タケハル「45年以上妻ひとすじでしたから……。恋愛運を見てください」

 

★タケハルさんの恋愛運

〇過去

↑「金貨の6」リバース(逆さま)。見やすくするために正位置で貼り付けてます。

中年男性が金を払い、若者が受け取る。

恋愛が仕事(ビジネス=お金)に関わるものになってしまった。

 

〇現在

↑「カップの2」正位置。

親方が亡くなり、奥様が亡くなった今……本当の自分に向き合う時が来ている。

 

〇未来

↑「金貨の2」正位置。

太極拳のように、ゆっくり落ち着いて、バランスに気を付けるべきです。

 

僕「過去のカードには、親方さんが出て来てますね」

 

タケハル「私の方に恋愛感情なかったんですが……。愛されていたとは思います」

 

僕「現在は、ご自分と向き合う時……」

 

タケハル「そうですね。妻との結婚も、親方の店を継ぐためでした。大恋愛とか、したことないんですよ」

 

僕「未来は、バランスよく、落ち着いて……ってことです」

 

タケハル「バランス?」

 

僕「お子さんがいらっしゃるんですよね?」

 

タケハル「たまに孫を連れて、遊びに来てくれます」

 

僕「父親として……祖父としての役目もあるはずです。新たな恋愛はいいことですが……暴走しない方がいいです」

 

タケハル「暴走……するような相手が現れるのでしょうか?」

 

僕「未来のカードは、ひとりです」

 

タケハル「現れないんですね?」

 

僕「今の暮らし、今までの人生を大事にすべきです」

 

タケハル「子どもや孫との交流に支障ない範囲なら、いいですよね?」

 

僕「もちろんです。いくつになっても恋愛は可能です」

 

タケハル「……でも、カードには相手は出て来てない?」

 

僕「どういうタイプの方を望みますか?」

 

タケハル「美少年です」

 

僕「未成年相手では犯罪になりますから……」

 

タケハル「20歳過ぎでも、若く見えるなら……」

 

僕「お孫さんぐらいの年齢?」

 

タケハル「ダメですか?」

 

僕「ダメではないですが……相手にも好みの年齢幅がありますから」

 

タケハル「老け専の子は……?」

 

僕「老け専は、20歳の子からすると、一般に40代50代……せいぜい60代ですが……」

 

タケハル「そうなんですか? 70代は……オケ(棺桶)専? 厳しいですね」

 

僕「タケハルさんも、昔、親方さんがオジサンに見えましたよね? 魅力を感じましたか?」

 

タケハル「確かに……。散髪に来る高校生に手を出したら、かつての親方と同じになりますね」

 

僕「お客さんは……やめた方がいいのでは?」

 

タケハル「商売道具に手を出すなって言いますからね。それはしません」

 

僕「最終判断は、タケハルさんご自身でなさってください」

 

タケハル「わかりました。子どもや孫に顔向けできないことはしません。今の暮らしに影響ない範囲で……ゲイバーなどに行くことにします」

 

僕「それがいいです」

 

タケハル「ありがとうございました」

 

僕「こちらこそありがとうございました」

 

さて、今日のデザートドリームズタロットです。

↑「ワンドのクイーン」正位置。

前回に引き続き、虎視眈々と窓から外を見る女王です。

しかし、この女王はまだ腰を上げてません。

 

↑「ワンドの4」正位置。

若い女性2人が楽しそうに踊ってます。歓迎のダンスなのです。

 

2枚を合わせ読むと、

そろそろ行動する時です。充電は十分にされたはずです。

あなたは歓迎されます。自信を持ちましょう。

 

↓我が師である 霊観占 大幸 峰ゆり子先生。

 

 

↑峰ゆり子先生宅玄関前の観音像(北海道苫小牧市)

 

占い専用サイトを作りました。↓お気軽にお問い合わせください。