ゲイ占い師 豫 空潤です。

 

3月23日、世界陸連(WA)評議会が行われ、トランスジェンダー・DSD(女性として生まれ育ったが、実は男性内性器を持っていて、男性的な肉体になっている……など)選手に関する規則の変更が決定された。(3月31日から施行)

・DSD選手については、最低24ヶ月間、全種目にて、テストステロン値を2.5nmol/Lの制限値以下にすることが求められる。(これまでは400m~1マイルの種目についてだけで、テストステロン値制限もゆるかった)

 

・男性の思春期を経て男性から女性となったトランスジェンダー選手を、女子競技(世界ランキングの対象種目)から除外する。
など。

 

トランスジェンダー女性が女子競技に出場する問題、それに関連してDSDの女子選手(性分化疾患選手)の女子競技出場問題については、このブログでも、何度か取り上げています。

 

 

僕はLGBT……のG(ゲイ)当事者です。トランスジェンダー女性とも面識があります。

 

トランスジェンダーの方も、DSDの方も、是非、望みの性で暮らして欲しいです。

基本的に差別や排除があってはならないと考えています。

 

しかし、女子競技参加の基準については、競技の公平性を損なわない範囲で……と考えます。

思春期以後の男性は、女性の数倍の男性ホルモンを体内で浴びて、筋肉や骨格が発達し、圧倒的に有利な肉体になっています。

 

かつて、東ドイツや中国で、男性のような風貌・体格・声の女子選手が、女子陸上・水泳等で金メダルを多数獲得し、たくさんの世界記録を作り出しました。それが、男性ホルモン剤服用によるドーピングの結果だったことが明らかになっています。

 

僕は長年の水泳ファンで、1970年代~80年代の、ドーピング女子選手たちが金メダルを独占していた時代を覚えています。

ある日本代表の女子水泳選手は、五輪準決勝で敗退後、敗因を聞かれて「私は(日本女子では)ごつい方なんですけど(身長166㎝)、世界の女子選手には体格的にまるで及ばない……。その違いだと思う」と、悔しそうに答えていました。

 

現在、ドーピング防止のため、一流選手は、1年中、居場所を報告し、抜き打ち検査を受けています。

トランスジェンダー女子選手やDSD女子は、意図的に男性ホルモンを増やしたわけではありませんが、結果としてドーピングと同じ効果を得ています。町内運動会ならともかく、五輪や世界選手権では規制があって当然だと考えます。

 

それでも、「女子として暮らす以上、女子としてスポーツしたい」と考えるトランスジェンダー女性はいるでしょう。

しかし、逆の場合を考えてみると……。

 

女性として生まれたが、心は男性という女子スポーツ選手がたくさんいます。特に、サッカーなどにいます。

彼らは「僕は男なのに」という性別違和感を抱きながらも、スポーツ選手として自己実現のために女性であり続け、競技引退後に男性への性別移行を始めています。

 

彼らの中には「男性としてスポーツしたい」と考える人が少なくないはずです。でも、性別移行後は全員引退しています。コーチやトレーナーになる人はいますが、選手続行の人はいません。

 

なぜなら、成人後にホルモン療法などしても、女子だった体では男子競技で太刀打ちできないからです。

それほど、男女の競技レベルは異なり、身体能力に差があるのです。

 

世界陸連の決定を支持します。

 

さて、今日の千一夜タロットです。

↑「戦車」正位置。

王と王妃が、巨大なラクダが曳く車に乗り、臣下を従えて行進しています。

先頭にはペットの猛獣までいます。堂々として、誰も邪魔できない「前進」です。

 

あなたの「前進」も、誰も邪魔できません。思い通りに進んでいいのです。

 

↑「聖杯の3」正位置。

但し、あなたの周囲にはいろんな人がいます。

中には信頼できない人もいるでしょう。警戒するのは致し方ないことです。

 

しかし、歩みを止めてはいけません。

誰もあなたを邪魔できないのですから。

 

あなたはあなたの道を行きましょう。